焼き芋に加えプリンやチーズケーキ、かき氷なども提供する グルメ
焼き芋に加えプリンやチーズケーキ、かき氷なども提供する

焼き芋&コーヒー 甘さと苦み、繊細な酸味が共演 「まる芋カフェ」 茨城県古河市



今年1月にオープンした、焼き芋とスペシャルティーコーヒー専門店「まる芋カフェ」(茨城県古河市下辺)。品種と県内の産地を選び抜いたサツマイモの焼き芋や多彩なスイーツメニューを楽しむことができます。

コーヒーは、高品質の粒よりを産地から取り寄せたスペシャルティーコーヒー。焼き芋の甘さに苦みと繊細な酸味のスペシャルティーコーヒーが舌の上で出合ったとき、幸せな気分に浸れること請け合いです。

希少なスペシャルティコーヒーを提供。店長の重山純樹さんがサイホンで一杯一杯丁寧に入れてくれる=古河市下辺見

希少なスペシャルティコーヒーを提供。店長の重山純樹さんがサイホンで一杯一杯丁寧に入れてくれる=古河市下辺見

「茨城の食の物産店」目指す

店の基本コンセプトについて「『茨城の食の物産店』を目指しています。その中でも、店名にあるサツマイモ、それも県産ものの本当のおいしさを皆さんに届けたい」と話すのは重山純樹店長(28)。

その言葉通り、「まる芋カフェ」では県産の「紅はるか」「天ノはるか」「すずほっくり」の3種の焼き芋を販売しています。品種ごとに最適な焼き方を選んだり、スイーツや料理に合った加工方法を模索したりしています。

おいしさを最大限引き出す

表面を焦がした芋のクリームブリュレ、しっとりとした口当たりと控えめな後味の芋モンブラン、これからの季節に人気を集めそうな芋蜜ミルクかき氷など、生産者が丹精込めて育て上げたサツマイモのおいしさを最大限引き出す工夫を重ね、オリジナリティーを追求しています。イチゴソースのチーズケーキや奥久慈卵のプリンも人気があります。

重山店長は農産物王国・北海道の出身ですが、「茨城に来て、本当においしい素材が多い印象を受けた。工夫の余地も大きい。なぜもっとPRして売り込まないのか」と不思議がります。

お店のもう一つの売り、スペシャルティーコーヒーは、味や香りなどが一定の評価基準を満たし、コーヒー豆の生産体制、品質管理が徹底された品質上位5%の生豆のこと。香り豊かで希少性が高く、産地、生産者をたどれるのが特徴で、「豆はブレンド、シングルなど5~6種類」(重山店長)を取りそろえています。

ソファ席や個室でゆったりと過ごせる店内

ソファ席や個室でゆったりと過ごせる店内

「本日のサイフォンコーヒー」としてお薦めの一杯もあります。いずれも注文に応じてバリスタがその都度豆をひき、サイホンで丁寧に入れる一杯は、ホットでもアイスでもそれぞれの香り、味わいを十分堪能できる逸品です。

「まる芋カフェ」
所在地:
茨城県古河市下辺見2704
営業時間:午前10時半~午後7時
定休日:なし
電話:0280(28)0032
Instagram:https://www.instagram.com/maruimo_cafe/

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