栃木県最南端の野木町に、煙突がついた不思議な形の建物があるのを知っていますか?町のシンボルになっている野木町煉瓦窯と、メタセコイア並木の紅葉が見頃に近づいているので、あわせてご紹介します。
野木町煉瓦窯の内部はどうなっている?
野木町煉瓦窯(旧下野煉化製造会社煉瓦窯)は明治時代から煉瓦を生産し、およそ50年前まで実際に稼働していました。
現在、国内に残されている同形の窯はわずか4基。その中でも、野木町煉瓦窯だけが原型をとどめて保存されているということで、きわめて貴重なものです。1979年には国の重要文化財に指定されています。
隣接する野木ホフマン館(野木町交流センター)内に受付があり、見学料の100円を支払います(中学生以下無料)。
貸しヘルメットを着用し、いざ中へ。少しだけ気温が低く感じます。明かりはあるものの、やや暗いので探検しているみたい。ちょっぴりワクワクしました。
2階も見学できます。燃料を運ぶトロッコがあったそうで、そのレールが現在でも残っています。長い間、多くの人が煉瓦の生産に関わっていた歴史を感じられました。
解説付き見学ツアーがありますが、実施できない日もあるそうなので事前にお問い合わせを。窯の構造などを詳しく説明してくださるのでオススメです。
メタセコイア並木の紅葉の状況は?
煉瓦窯の横に続くメタセコイア並木は紅葉が進み、オレンジや黄色に色づく様子がとてもきれい。高さ30mほどある並木道は圧巻です。
12月1日(日)までの期間、日没後〜18時までライトアップされているそうです。昼とは違った幻想的な雰囲気が見られそうですね。
住所:栃木県野木町野木3324-1
見学時間:9:00~17:00(最終受付16:30)
未公開日:月曜・年末年始 ※国民の祝日開館、翌平日閉館
見学料:高校生以上1人100円、中学生以下無料
電話番号:0280-33-6667
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