今回は「道の駅グランテラス筑西」(茨城県筑西市川澄)のテナント棟にある人気クレープ店「ODEKAKE LADY」紹介します。

外観=筑西市川澄
オーナーは地元筑西市出身の真木麻奈さん(36)です。約10年東京で暮らした後、筑西を活気づけたいという思いから2021年10月に店をオープンさせました。妹の石村梨奈さん(33)と経営されています。
真木さんは菓子作りが好きで、作った菓子を友人らに配ると好評でした。喜んでもらえるのがうれしく、地産地消を勧める本に出合ったこともあって、クレープ店を開業しました。メニューは主に石村さんが考えています。
店名の「ODEKAKE LADY」は、女性が家からお出かけしてきているイメージで、それを印象付けられるロゴにしたいと思い、考えました。「LADY」は真木さんの愛犬の名前でもあります。

ODEKAKE LADY店内=筑西市川澄
シン・いばらきメシ総選挙で特別賞
クレープは約30種類(500~1000円)、ドリンク16種類(550~700円)から選ぶことができます。
現在人気があるのは、旬のイチゴがトッピングされた「いちごクレープ」や、地元筑西産のサツマイモを使用した「さつまいもシュガーバタークレープ」、昨年の「シン・いばらきメシ総選挙2024」スイーツ部門で特別賞を獲得した「筑西の美味しいがてんこ盛り芋づくしクレープ」です。

メニューの一部

メニューの一部
ドリンクは、5種類のスパイスや無農薬広島産レモン、きび糖を使ったレモネードや、無農薬の生姜を使用したアップルジンジャーが人気です。地元産で無農薬のものを可能な限り使い、さらに砂糖を使用しないようにしています。

ドリンクメニューの一部
「いちごクレープ」をオーダー
今回は、「いちごクレープ」(900円)を頂きました。注文が入ってから生地を流し、一枚一枚丁寧に焼き上げてくれます。先に出してくれたコーヒーを飲み、わくわくしながら待ちます。
数分後、イチゴがたくさんトッピングされたクレープが登場しました。

いちごクレープ(900円)
見た目が豪華です。ホイップクリームもぎっしりつまっている感じで、太くて重量感があります。スマホの定規で測ると、縦は約22センチありました。
食べるのが本当にもったいないくらい見た目もかわいいクレープで、しばらく眺めた後に、トッピングされているイチゴから食べてみました。甘みが強く、酸味はほとんど感じられませんでした。

いちごクレープとコーヒー=筑西市川澄
このクレープには、朝採れイチゴが4~5個使用されていますが、トッピングされている2~3個を食べただけで満足感に包まれます。
夢のようなひととき
ホイップクリームもたくさん入っていて、それを口に運ぶのは夢のように楽しい時間です。甘さは控えめ、クリームチーズを食べているような感覚でした。
食べ進めていくとイチゴに再会し、さらにイチゴソースと生地にたどり着きます。トッピングされているイチゴだけでもぜいたくなのに、さらにゴロゴロとイチゴが出てきます。今度はジャムのような味のソースと一緒なので、酸味が楽しめます。
石臼でひいた小麦粉と平飼い卵のブッシュマンはいずれも筑西市産。白砂糖は使っておらず、生地はふわふわ、もちもちです。そして、生地を3重くらいに巻いてあるため、食べごたえがあります。
ホイップクリームとイチゴソースは、最後の最後までたっぷり入っています。食べ終えて、とても幸せな気分になりました。
クレープ類のほかに「mogumoguLady」という、焼き菓子やプリンを扱っているコーナーもあります。筑西市の優良産品に選ばれているクッキー(450~700円)や、筑西市ふるさと返礼品になっている筑西レトロプリン(380円)も道の駅グランテラス筑西の直売所や道の駅常総で販売しています。

オーナーの真木麻奈さん=筑西市川澄
茨城県牛久市の牛久シャトーで2月22日(土)に開催されるグルメフェス「シン・いばらきメシ再集結 in 牛久」で、「筑西の美味しいがてんこ盛り芋づくしクレープ」を販売します。

「筑西の美味しいがてんこ盛り芋づくしクレープ」
真木さんは、「これからも筑西のまちおこしに微力ながらでも協力、尽力できたら」と話しています。
所在地:道の駅グランテラス筑西内テナント棟(茨城県筑西市川澄1850)
営業時間:午前10時~午後5時(第3水曜定休)
電話番号:070-8478-5038
Instagram:https://www.instagram.com/odekake.lady/
https://www.instagram.com/mogumogu.lady/
X:https://x.com/odekakelady