境で隈研吾氏設計のそば店「砂場」がリニューアルオープン 助成活用、「町の知名度アップに」



隈研吾氏設計のユニークな外観が特徴。リニューアルオープンした「手打そば砂場」=境町染谷 グルメ
隈研吾氏設計のユニークな外観が特徴。リニューアルオープンした「手打そば砂場」=境町染谷

茨城県境町染谷の老舗そば店「手打ちそば 砂場」が、有名建築家の隈研吾氏の設計でリニューアルされ、11月26日にオープンしました。

町は観光や地域の活性化のため、町が整備する施設に隈氏の設計を導入しており、民間では初めてになります。店主の川口翔太さん(31)は「知名度アップなど町の役に立てるよう頑張りたい」と話しています。

店主の川口翔太さん

店主の川口翔太さん

店舗は上方向に左右非対称の鋭くとがった屋根が広がるユニークな外観です。

木造平屋建てで延べ床面積約70平方メートル。開放的な「ゲート(門)」をイメージし、客や人を招き入れるコンセプトということです。

開放的な「ゲート(門)」をイメージし、客や人を招き入れるコンセプトです=境町染谷

開放的な「ゲート(門)」をイメージし、客や人を招き入れるコンセプトです=境町染谷

外装に杉板を使い、内装にはわらをすき込んだ土壁を使うなど、木や土の温かみが感じられるデザインになっています。

木や土の温かみが感じられるデザイン=境町染谷

木や土の温かみが感じられるデザイン=境町染谷

同店は1976(昭和51)年の開業以来、40年以上にわたって町民に親しまれてきました。初代店主の父親(故人)が、東京の有名店で修業して習得した味が受け継がれています。

2代目の母親から引き継いだ川口さんは、旧店舗が道路拡張に伴い移転する必要が生じたのをきっかけに、隈氏に設計を依頼したいと考え、町に相談しました。

町には「S-Gallery粛粲寶しゅくさんぽう美術館」道の駅さかいの施設など、隈氏がこれまで手がけた建物が8件あり、いずれも町関係の施設です。今回の新築には、町が2022年度に設けた設計費の半額を助成する制度を活用しました。

川口さんは「町の内外からたくさんのお客さんに来てもらい、町や町民の皆さんに恩返しがしたい。新しい気持ちで創業100周年を目標に、味も人との関係もつないでいきたい」と抱負を話していました。

手打ちそば 砂場
所在地:茨城県境町染谷13-3
営業時間:月~金曜・祝日 午前11時~午後3時(ラストオーダー午後2時半)、土・日曜 午前11時~午後3時(ラストオーダー午後2時半)/午後5時~午後8時(ラストオーダー午後7時半、夜営業は予約のみ)※そばがなくなり次第終了、昼の予約は不可
電話番号:070-5021-7800
インスタグラム:https://www.instagram.com/sakai_snb44/

 

 


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