栃木市、板倉町、加須市の「三県境」道の駅かぞわたらせで3月1日に9周年記念フェアが開催されます



古河市

栃木、群馬、埼玉の3県境が接する隠れた観光スポット「三県境」。その近くの埼玉県加須市の道の駅かぞわたらせで3月1日(土)、地元の特産品を販売する「三県境9周年記念フェア」が開催されます。そもそも三県境とはどんな場所なのか、そして当日のイベント内容についてお伝えします。

三県境ってどんなところ?

文字通り3県の県境が1つの場所で接する「三県境」は、県道9号線(佐野古河線)沿いの道の駅かぞわたらせから南東に約400mほど離れた場所にあります。

市町でいうと、栃木県栃木市(旧藤岡町)、群馬県板倉町、埼玉県加須市(旧北川辺町)の境界です。

栃木、群馬、埼玉の3県境が接する「三県境」

全国に三県境は40カ所以上ありますが、山や川に境界が引かれているケースが多く「歩いて3歩で回れる平地の三県境はここだけ」だそう。

実際に足を運んでみると、畑に囲まれた一帯に、ここが県境であることを伝える木製の立て看板が置かれています。

休憩用の木のイスも置かれていて、のどかで心安らぐスポットです。

三県境フェアのイベント内容は?

その三県境の地点を定めた行政区域境界確認書に3市町が調印したのが2016年3月31日。これを記念して始まったのが、この三県境フェアです。

9周年となる2025年は、3月1日(土)10:00~14:00の間、道の駅かぞわたらせで栃木、板倉、加須の3市町の特産品を販売します。

栃木市は「いちご」、板倉町は「きゅうり」、加須市は「トマト」をメインに、そのほかの特産品も並びます。

3市町からはご当地キャラも駆けつけてくれます。栃木市の「とち介」、板倉町の「いたくらん」、加須市の「こいのぼりん」「スイハンジャー」が10:30~、12:30~の2回登場します(とち介は10:30~の回のみ)。

三県境をゆくガイドツアーも

ボランティアガイドの案内付きで実際に三県境を見て回るガイドツアーも11:00~、13:00~の2回行われます。

一度行ってみるだけで話のタネになる三県境ですが、この地に県境ができた理由を知ることで、見え方も変わってくるかもしれません。

道の駅かぞわたらせ

道の駅かぞわたらせには物産販売、食堂などもあるので、そちらも立ち寄っておきたいところです。

なお、ご当地キャラの登場は雨天中止。三県境へのガイドツアーも中止となる場合があります。

詳細は加須市役所ホームページをご確認ください。

遊水地のヨシ焼きも見られる

当日の3月1日(土)は、三県境から近い渡良瀬遊水地で春の風物詩「ヨシ焼き」が行われます。

道の駅かぞわたらせの展望台からも、広大なヨシ原に真っ赤な炎と黒煙が立ち上る光景を望むことができます。

渡良瀬遊水地のヨシ焼きと三県境という、このエリアが誇る“2大観光資源”を堪能できる貴重な一日になりそうです。

三県境9周年記念フェア
期日:2025年3月1日(土)
時間:10:00~14:00
会場:道の駅かぞわたらせ(埼玉県加須市小野袋1745-1)

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