茨城県古河市のお盆の風物詩「夢あんどんと夕涼み」(同実行委員会主催)が2025年8月14日(木)~15日(金)の午後6時から同8時まで、同市中央町3丁目の古河歴史博物館と古河文学館の周辺で開催されます。
この催しは、両館のPRと帰省した同市出身者たちに故郷を見直してもらうきっかけをつくろうと、1995年にスタートしました。
あんどんは、市内の学校や企業、団体などに呼びかけてキットを渡し、水彩画や切り絵、貼り絵などさまざまな技法で作られたものです。数百基が旧古河城の出城堀跡などを幻想的に照らします。
ほかに、14日は中田永代太々神楽(午後6時15分~)、紙芝居(午後7時~)、15日はフルートコンサート(午後6時15分~)、ブラックパネルシアター(午後7時~)など趣向を凝らしたイベントが予定されています。
イベントを開催している時間、古河歴史博物館と古河文学館には無料で入館できます。
開催に先立ち、あんどんに絵を描く講座が8月6日、古河文学館で開かれ、親子や家族連れなど計25人が参加、用意された和紙に思い思いに絵を描きました。

和紙に絵を描く児童=古河市中央町
講師は古河絵手紙の会が務めました。あんどんの大きさは高さ約30センチ。子どもたちはお気に入りのキャラクターや花火などを描き、絵の具で色付けしました。母親や妹と参加した市内の小学1年、柴田結衣さん(6)は「楽しい」とほほ笑みながら筆を動かしていました。
開催日時:2025年8月14日(木)・15日(金)午後6時~同8時
会場:古河歴史博物館・古河文学館周辺(茨城県古河市中央町3-10-56)
問い合わせ:古河歴史博物館(電)0280-22-5211
ホームページ:こちら