茨城県の「とりぷれ」エリアは米どころ。9月になり、稲刈りが一斉に始まっています。
筑波連山の裾野に広がる桜川市は山々の伏流水に恵まれ、米作りが盛んな地域です。

筑波連山を背景に黄金色に輝く稲穂の風景(9月上旬撮影)
人気の「やまね米」
筑波山を背景に黄金色の稲穂が刈り取られていきます。この風景を見ているだけでもおいしさが伝わってくるようです。

9月上旬、稲刈りが始まりました
9月も中旬を過ぎ、桜川市真壁町山尾にある「真壁特産農産物直売所(通称・さわやか直売所)」で新米の販売が始まりました。
山の伏流水で育てられたお米は「やまね米」と呼ばれ、ここでしか買えない、人気のあるお米です。

真壁特産農産物直売所(さわやか直売所)の外観=桜川市真壁町山尾

人気の「やまね米」は納品と同時に売れていきます
今年は5キログラム4300 円、10キログラム8500円で販売されています。
新米を納品する農家の方がちょうどいたので話を聞くと、「夏が暑かったので心配したが今年もよい米が取れた」と笑顔で話してくれました。

取れ立ての「やまね米」
つやつやの新米 その味は…
初物に弱い筆者は5キログラム入りを購入。帰宅して、電気炊飯器でなく炊飯用の鍋を使い、ガス台で炊いてみました。
炊き上がる香りを楽しみながら待つこと約30分後、つやつやの新米が炊き上がりました。

炊き上がった「やまね米」
新米は甘みがありみずみずしさがあふれます。おかずなしで瞬く間に茶碗1杯分を平らげてしまいました。
秋のさわやかな風とともに新米のおいしい季節がやってきました。
真壁特産農産物直売所では9月28日に「新米セール」を開催します。この機会に桜川市の「やまね米」を味わってみませんか。