筑西の焼き芋店「ヒロベジエイジングスイーツポテト」　紅はるかを１年間熟成　ねっとりとして蜂蜜のような甘さ

冬至を過ぎ、温かい食べ物が一層恋しくなる季節になりました。今回は茨城県筑西市倉持にある焼き芋店を紹介します。

店名は「ヒロベジエイジングスイーツポテト直売所」。業務用に限定した野菜販売を行う 株式会社ヒロベジの直営店です。

大きな倉庫の隣で小さな店舗を構えています。直売所はおいしいサツマイモを味わってもらおうと、2024年にオープンしたそうです。

ヒロベジエイジングスイーツポテト直売所＝筑西市倉持

注文用の小窓から中をのぞくと、女性の店員さんが笑顔で応対してくれました。

1年間熟成させた「紅はるか」の焼き芋

焼き芋はグラム売りで100グラム150円です。

500グラム注文すると店員さんが焼き芋2本を袋に入れてくれました。

せっかくなので熱々を食べようと思い、「1本はすぐに食べます」と伝えると、食べやすいように縦半分に切って手渡してくれました。

熱々の焼き芋。香りがとてもよいです

熱々の焼き芋を早速頬張ると、ホクホクというよりねっとりとした食感で、蜂蜜のような甘さです。

店員さんに甘さの理由を尋ねたところ、「地元産の紅はるかを隣のサツマイモ専用の貯倉庫で1年間熟成させます。すると糖度が増して甘くなるんですよ」と教えてくれました。

直売店では焼き立てを冷凍したものも販売されていました。自然解凍でおいしくいただけるそうです。

焼き立てを冷凍したもの

また、茨城県の冬の味覚と言えば干し芋。直売所では熟成後の紅はるかを加工した「乾燥芋」も販売されていました。それを使ったユニークなレシピも紹介されていて、後日試してみようと思いました。

干し芋も1年間熟成させた紅はるかを使っています

直売所は毎週土日のみ営業、焼き芋はなくなり次第終了となります。電話で確認してから行くことをお勧めします。