開園50周年を迎えた茨城県古河市鴻巣の古河公方公園(古河総合公園)で、名前の由来となった初代古河公方、足利成氏の軍旗をモチーフとする「園旗」が作られ、掲揚台の寄贈式に合わせてこのほどお披露目されました。公園を管理する古河市地域振興公社は「市民の思いが込められている。ご覧いただけたらうれしい」と話しています。
旗は縦212.7センチ、横121.5センチ。1997年に復元された古河歴史博物館所蔵の軍旗と同じ大きさです。上部には金色の日輪(太陽)、下部には墨色で「五七の桐」の紋がデザインされています。

古河公方公園の「園旗」
掲揚台は高さ12メートルで、古河東ロータリークラブが寄贈し、管理棟の東側に設置されました。
市民参加型で公園の管理や運営の仕方を話し合う「古河公方公園づくり円卓会議」で昨夏、旗を作ることが決まりました。
公園は成氏が館を構えた場所にあり、5代目古河公方の足利義氏の墓地とされる史跡も残っています。1975(昭和50)年に一部が開園し、77(同52)年に第1回古河桃まつりが開かれました。
旗には地域の歴史的・文化的な価値を伝えるとともに、市の魅力を広く発信する役割が期待されています。古河市は、公園でのイベント開催時などに掲げることにしています。
掲揚台の寄贈式で、古河東RCの福田優子会長は「市のための社会奉仕ができることは誠に光栄」と話しました。針谷力市長は「文字通りフラッグシップ(旗艦)になる。市民にとってもありがたい」と感謝していました。
