あしかがフラワーパーク渋滞回避に秘策あり! 両毛線沿線の駐車場を使うと観光も充実します



佐野市

栃木県足利市のあしかがフラワーパークでは毎年ゴールデンウィーク(GW)の時期になると、名物の大藤を目当てにたくさんの観光客が訪れます。その人気ゆえに「渋滞や駐車場の確保が気がかりで敬遠してしまう」という声もちらほら。でも、実はとっておきの秘策があるのです。渋滞を回避できるだけでなく、観光の充実につながること間違いなしです。

パーク周辺に駐車場はあるが…

あしかがフラワーパークといえば、春の「ふじのはな物語 ~大藤まつり」と、冬の「光の花の庭 Flower Fantasy」(ライトアップ)の二大イベントで知られる人気観光スポットです。

あしかがフラワーパークの大藤棚=2025年4月(下野新聞)

フラワーパークには普通車300台、大型バス40台分の無料駐車場があり、繁忙期には周辺に6,000台分の無料臨時駐車場が用意されます。

それでも例年、GWには駐車場に出入りする車で周辺道路はたいへんな混雑に。過去に「渋滞で痛い目に遭った」という人もいるかもしれません。

最寄り駅からわずか徒歩3分

GWのあしかがフラワーパークに行くには渋滞を覚悟するしかないのかというと、決してそんなことはありません。

一番わかりやすい回避策は、鉄道を利用することです。

あしかがフラワーパーク駅

JR両毛線の富田駅と足利駅の間に、2018年に誕生したのがその名もずばり「あしかがフラワーパーク駅」。駅からわずか徒歩約3分でフラワーパークに到着します。

特急を除くと1時間に2本ほどの運行のため、電車が来る時間帯は乗客で混み合います。帰りの切符購入や交通系ICカードのチャージはお早めに。

車+鉄道利用で「いいとこ取り」

ただし、あしかがフラワーパーク駅までは東北新幹線・JR宇都宮線の小山駅から30分以上。東武線を利用する場合も乗り換えが不可欠で、時間を要してしまうのが難点です。

結局、車で行くしかないのでは-。そうお思いの人に知ってほしい、いいとこ取りの秘策が「車+鉄道」の利用なのです。

JR両毛線の足利駅、佐野駅周辺には大藤の見頃時期限定で、地元自治体などによって無料の臨時駐車場が用意されています。

足利駅周辺

足利駅から徒歩約7~25分の圏内に14カ所の無料臨時駐車場が確保されています。

合計すると900台を超える台数を収容可能。利用期間は4月18日(土)~5月20日(水)の計33日間です(駐車場によって利用可能日は異なります)。

場所 住所 台数
1 太平記館観光駐車場 伊勢町3-6-4 40台
2 あずま児童公園 伊勢町3-7-5付近 30台
3 生涯学習センター 相生町1-1 50台
4 中橋緑地北多目的広場 通2-9-9付近 300台
5 鑁阿寺東側駐車場 家富町3-1 70台
6 鑁阿寺東側第2駐車場 家富町2330 40台
7 トリコット会館跡地 家富町2225-4 38台
8 通2丁目観光駐車場 通2-2631-8 30台
9 美術館通り駐車場 通2-13-2 17台
10 市役所駐車場 本城3-2145 150台
11 鑁阿寺北側吉孫駐車場 家富町2252付近 50台
12 さいこうふれあいセンター東側 西宮町2838 20台
13 足利商工会議所駐車場 通3-2757 70台
14 足利商工会議所第2駐車場

利用時間の制限がないため、フラワーパークで夜の大藤ライトアップを満喫した後でも出庫できるのはうれしいポイント。

足利駅からあしかがフラワーパーク駅までは電車で6分(片道210円)です。

↑ 足利市がウェブ上で公開している臨時駐車場のマップ ↑

詳細はこちら:パーク・アンド・トレインライドのご案内(足利市)

佐野駅周辺

佐野駅から東に徒歩約5分の場所に、200台が収容できる無料の佐野市久保町駐車場があります。

利用できるのはGW期間の4月25日(土)~4月26日(日)、4月29日(水・祝)、5月2日(土)~5月5日(火・祝)の計7日間。時間は9:00~18:00ですので、こちらはライトアップ前に切り上げる必要があります。

場所 住所 台数
1 久保町駐車場 若松町341-1付近 200台

一方、駅ではフラワーパークの前売り入園券を販売しており、現地で並ばずに入園できるという気遣いも。

さらに駐車場利用者には、市内16店舗で使える佐野市観光協会オリジナルクーポンシートや佐野プレミアム・アウトレットのクーポンシート、観光パンフレットが配布されます。

佐野駅からあしかがフラワーパーク駅までは電車で7分(片道200円)です。

詳細はこちら:あしかがフラワーパーク パーク&トレインライド(佐野駅周辺駐車場)(佐野市観光協会)

駐車場周辺で広がる観光の選択肢

渋滞を避けたうえに、乗り継ぎのロスを最小限にすることで生まれた時間は、周辺でのプラスワンの観光や飲食に使うことができるはずです。

フラワーパークでの滞在時間を延ばすのもありですが、足利駅・佐野駅近くの駐車場を利用する前提で、この<とりぷれ>で取り上げたスポットをいつくかご紹介します。

八蔵のプリン(左)と、ALLTID BAKESのスコーン

足利駅周辺なら“日本最古の学校”とされる足利学校や鑁阿寺などの歴史と風情を感じられるスポットが有名です。

プリンが人気のレトロ喫茶「八蔵」、上質なコーヒーを心地よいサウンドと空間で味わえるカフェ「base LOOM」など一息つく場所に事欠きません。

佐野市は佐野プレミアム・アウトレットが定番ですが、佐野駅近くにも「COFFEE&DONUTS 5」などおしゃれなカフェが増えています。

昭和にタイムスリップしたかのような“路地裏感”を味わえる「二条通り」もぜひ立ち寄ってみたいスポットです。

あしかがフラワーパークでは例年、ゴールデンウィーク(GW)のスタートにあわせて大藤が見頃を迎えるのですが、今年(2026年)は例年より約1週間早く4月20日(月)に見頃となったそう。アクセスや観光の計画も早めに立てておきましょう。


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