真岡鉄道に乗って自転車旅、後半です。
桜の大木と川の風景
加藤商店から1キロメートルほど走ると八幡神社がありました。
境内に入ってみると神社よりも桜の木に驚きです。ソメイヨシノと思いますが、枝ぶりが見事です。幅20メートルはあるでしょうか。

八幡神社=筑西市中舘
真下に行くと空を覆い尽くすかのようです。自転車だとこのような風景にも出合えます。桜が咲く頃にまた来たいと思います。
500メートルほど走り国道50号バイパスまで来ると、近くに勤行川が流れています。橋の上から筑波山系の山々を眺めます。自然豊かな風景に疲れが癒されます。

国道50号バイパスに架かる中館さくら大橋
勤行川沿いには「茨城とりぷれアリア桜旅」で紹介した筑西市サイクリングロード(勤行川桜づつみ)が続いています。桜はすっかり葉が生い茂り、初夏の風景になっていました。

勤行川と筑西市サイクリングロード
洋菓子と鐘撞き体験
国道50号バイパスを過ぎると旧下館市の市街地です。お店も多くなってきました。何かお土産を買おうと自転車を漕いでいると、タイミングよく洋菓子店緑花館がありました。
店内にはケーキやクッキーが並んでいます。

緑花館=茨城県筑西市岡芹

ショーケースには色んなケーキが並んでいます
自転車で来たことを言うと、店員さんから焼き菓子を勧められました。マドレーヌやクッキーを買ってお土産も完了です。

緑花館で購入した焼き菓子
洋菓子店からは旧国道294号と分かれ下館駅へと向かう道路を進みます。200メートルほど走ると大きなお寺がありました。定林寺という下館城主水谷家の菩提寺です。本堂が大きくて立派です。

定林寺=筑西市岡芹
手前に鐘楼があり自由に鐘を撞ついてよいとのこと。案内板に書かれている作法に従い鐘を突きました。

作法に従い鐘を撞きます
余韻が心地よく伝わり心が改まります。このようなひとときも、旅の貴重な体験です。
銘酒との出合い
下館小学校が近づくと古風の建物がありました。入口のショーウィンドーには日本酒が飾られています。古民家と日本酒の好きな筆者はすかさず立ち寄ります。

荒谷屋本店=筑西市本城町甲
店名は荒谷屋本店、入口の上には扱っている銘柄が表示されています。その中にまさかと思う銘柄が・・・白鷹です。

入口の上に表示されている銘柄
白鷹と言えば伊勢神宮唯一の御料酒。茨城県ではなかなか手に入りません。店内に入るとズラリと白鷹が並んでいました。珍しい日本酒も多く興味が尽きません。

白鷹(伊勢神宮の御料酒)
筆者にとっては奇跡のような酒店との出合いです。店主は日本酒に詳しく改めて取材させてもらうことになりました。
旧国道50号が近づくと有名なお店がありました。下館ラーメンの元祖盛昭軒です。下館ラーメンは先ほど食べたばかりのなので素通りです。

盛昭軒=筑西市甲
加波山事件志士の墓
自転車旅もいよいよゴールです。旧国道50号を渡り下館駅が近づいてきたところで、市指定文化財の案内標識がありました。再び寄り道です。

市指定文化財の案内板
案内標識に導かれ進んでいくと妙西寺というお寺があり、道路を挟んで反対側に史跡加波山事件志士の墓がありました。

加波山事件志士の墓=筑西市乙
説明文によりますと「志士は加波山山頂に自由立憲の旗をかかげ決起したが失敗に終わり厳科に処せられた。事件後、志士の目指した民主主義は国民の広く認めることになり国民生活に定着した」(要約)と書かれていました。
「とりぷれ」エリアで起きた事件が、日本の民主主義の礎となったと言っても過言ではありません。
最後に近代日本の歴史にも触れ、真岡鉄道自転車旅は終わりました。
走行距離は約10キロメートル、約3時間の道のりでした。
風薫る5月です。初夏の風を感じながら車では味わえない真岡鉄道沿線旅はいかがでしょうか。
所在地:茨城県筑西市中舘380
住所:茨城県筑西市本城町甲628
電話:0296-22-2684
営業時間:午前9時~午後6時
所在地:茨城県筑西市乙657 (妙西寺境内)
