茨城県結城市で進められている5つの小学校の統合と新校舎建設について、小林栄市長は2026年6月2日、建設の方向性を維持していく考えを示しました。2026年3月の市議会定例会で建設費の関連予算案が否決されたことを受け、今後の対応について報道陣の質問に答えたものです。
■進む「小中一貫校」の計画
結城市では現在、結城南中学校区にある5つの小学校を統合し、同中学校の校舎に隣接させる形で新たな「小中一貫校」を開校する計画を進めています。
しかし、この新校舎の建設費については、2025年3月および9月の定例会でも市議会で認められない状況が続いていました。2026年3月の定例会においても、建設費として11億4139万円を追加する2025年度一般会計補正予算案が提出されましたが、賛成8、反対9の賛成少数で否決されています。

結城市役所(資料写真)
■今後の展開は
こうした状況を受け、小林市長は「これからどのような方策が良いのか、子どもたちの教育環境をどう整えていくのかを、もう一度庁内でしっかりと議論していく」と述べました。その上で、「スケジュール的にどのような対応が可能なのか、現在詰めている段階です」と説明し、庁内で再検討を進める姿勢を強調しました。
地域の子どもたちの新たな学びやが今後どのように形作られていくのか、引き続き市の動向が注目されます。
