子育て世代におなじみの食育商品ブランド「エジソンママ」が展開する、コメが原料の人気幼児食「おこめぼー」。その製造施設が茨城県境町上小橋の地域産業研究開発施設「S-Lab(エスラボ)4th」内に完成し、2026年6月15日から稼働を始めました。
年間100万袋の製造を目指す新拠点
施設の運営を担うのは、指定管理者である町の地域公社「さかいまちづくり公社」(野口富太郎社長)です。発注元である株式会社ケイ・ジェイ・シー(東京都品川区、崔鍾植社長)から商品の梱包業務を受託し、年間100万袋分の製造を目指します。

稼働を開始した「おこめぼー」の製造施設=境町上小橋
施設2階にある約100平方メートルのスペースには、専用の自動梱包装置が設置されました。当初は公社の職員4~5人体制で作業を行い、公社が施設の賃料を町に支払う仕組みとなっています。
子どもたちに大人気の「おこめぼー」
「おこめぼー」は、国産のうるち米に圧力をかけて膨らませたスティック状の幼児向けのおやつです。大手スーパーや子ども用品チェーンなど、国内約2万店で広く販売されています。

くちどけおこめぼー(株式会社ケイジェイシー提供)
ケイ・ジェイ・シーは今後、外部委託先のメーカーなどを通して年間約500万袋分を生産する計画を立てており、境町の製造施設はその5分の1にあたる100万袋分の梱包業務を担う重要な拠点となります。
境町と企業の深い結びつきが形に
境町とケイ・ジェイ・シーは、2017年に包括連携協定を締結しました。これまでにも同社の商品を町のふるさと納税の返礼品に採用したり、役場内のキッズスペースを共同開発したりと、長年にわたって関係を深めてきました。
今回の施設は、「安定供給拠点がほしい」と考えていた崔社長が橋本正裕町長に相談したことで実現したそうです。同社は今後、町でとれたお米を原料として使用することや、原材料の加工工場を町内に設置することも検討しています。
同日に行われた落成式で、崔社長は「地域の企業が元気になれば地域そのものも元気になる。町と力を合わせて前進していきたい」と力強く語りました。また、橋本町長も「町内に製造企業が来てくれるのは大変ありがたい。今後もしっかりと手を取り合って成長を目指していく」と今後の展開に期待を寄せています。
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施設の完成を祝いテープカットする橋本正裕町長(右から3人目)や崔鍾植社長(同2人目)ら関係者=境町上小橋
地域と企業が連携し、子どもたちの健やかな成長を支える新しい取り組み。今後の広がりがとても楽しみですね!
