栃木県野木町を代表する観光スポット「野木町煉瓦窯」などで4月28日(日)、飲食やハンドメイド、ワークショップのお店が集結する「煉瓦窯deマルシェ」が開催されます。ゴールデンウィーク(GW)前半は3連休なので遠出は難しい…と考えている方には、近場で楽しめるイベントがあるのは朗報ですね。
全国に誇る「町のシンボル」
野木町煉瓦窯は、明治23(1890)年に旧下野煉化製造会社煉瓦窯として創業し、赤レンガ生産で日本の近代化に貢献した歴史的建造物です。
昭和46(1971)年にレンガ製造を終了しましたが、創業時の原型を残したレトロな外観は今でも「町のシンボル」です。
2000年代に入ってからは観光スポットとして整備され、内部を見学することができます。高校生以上100円、中学生以下は無料という、お財布に優しい料金設定もありがたいですね。
隣には、コーヒーや本格窯焼きピザが味わえるカフェを備えた「野木ホフマン館」も。敷地内にはメタセコイア並木があり、新緑と紅葉が楽しめることでも知られています。
気になる出店者&配置は?
この野木町煉瓦窯で2016年秋に始まり、今回で12回目を数えるのが「煉瓦窯deマルシェ」です。
今回は、あわせて57店もの出店者さんが集まります。カレーやピザ、コーヒー、焼き菓子などの飲食系からハンドメイド雑貨、ワークショップまで幅広く揃っています。
会場を4エリアに分けていて、駐車場は飲食系のみ。芝生はハンドメイド雑貨と飲食系が半々となっていて、メタセコイア並木道にはハンドメイド雑貨販売とワークショップのお店が連なります。
ホフマン館研修室では、ものづくりワークショップが開催されます。芝生エリアでは4組が出演するプチコンサートも行われ、ギターやオカリナなどのきれいな音色を届けます。
出店者さんなどのくわしい情報は、煉瓦窯deマルシェのInstagramアカウント(@rengamarche)またはブログなどで確認しましょう。
地元・野木を盛り上げたい!
この「煉瓦窯deマルシェ」を主催する実行委員会は、元地域おこし協力隊、観光大使、町職員、主任児童委員、町議など、町内でさまざまに活動する20代~70代の方の集まりです。
「野木町を盛り上げたい」との思いから、煉瓦窯とメタセコイア並木のロケーションを活かしたイベントとしてマルシェを始めたといいます。年2回開催しているのは、メタセコイアの新緑と紅葉の時期に合わせています。
近くの市町に住んでいるけれど「煉瓦窯に行ったことがない!」という方は、ぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか。
期日:4月28日(日)
時間:10:00~16:00
会場:野木町煉瓦窯、野木ホフマン館(栃木県野木町野木3324-10)