みどり市

化石ってどうやってできるの? 23日まで過程を分かりやすく紹介する特別展 コノドント館(群馬・みどり市)



みどり市大間々博物館「コノドント館」で、特別展示「化石になった小さな生き物たち」が23日まで開催されています。

群馬県北東部から栃木県南西部にまたがる足尾山地でよく見つかるのが、人類が生まれるずっと前、太古の昔に生きていた小さな生き物、フズリナやウミユリの化石です。いったいどのように化石になったのでしょうか。
本展では、化石ができるまでの過程を紹介するとともに、密集したフズリナや奇妙なシフォノデンドロンの化石、酸素を作り出したといわれるシアノバクテリアが固まった化石(ストロマトライト)など、約50点を展示します。

佐野市(旧葛生町)で採取した砂の中から、古生代ペルム紀のフズリナやウミユリなどの小さな化石を探す「化石探し体験」を同時開催します。

コノドント館は、町と関係の深い歴史や人々の暮らしの様子のほか、動物、植物、岩石、化石などの自然に関するものを分かりやすく展示しています。建物は、1921(大正10)年に建築された旧大間々銀行の本館と土蔵を活用していて、みどり市の重要文化財になっています。

特別展示「化石になった小さな生き物たち」
日時:~6月23日、午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)。月曜休館。
会場:みどり市大間々博物館「コノドント館」(みどり市大間々町大間々1030)
入館料:大人200円、小中学生50円。
同時開催「化石探し体験」
受付時間:午前9時~午後4時(30分ごとに実施)。制限時間15分。
参加費:無料。入館料が必要です。
各回4組まで。見つけた化石は1人5個まで持ち帰れます。
問い合わせ:みどり市大間々博物館「コノドント館」(電話0277-73-4123)

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