子どもたちの笑顔の写真などで構成したモザイクアートを、国際宇宙ステーション(ISS)に届ける、茨城県筑西市の市制施行20周年記念事業「筑西市×こども宇宙プロジェクト」で、同市倉持の義務教育学校「明野五葉学園」(入山克巳校長、児童生徒数925人)で10日、撮影が行われました。校庭に集まった児童や生徒は、校舎屋上のカメラに満面の笑みを向けていました。
筑西市生涯学習課によると、市内の全小中学校と義務教育学校で写真を撮影するほか、市民の笑顔の写真をホームページから募っています。モザイクアートは8月ごろ完成する見通しで、A2サイズに印刷されます。12月にも米国からロケットで打ち上げられてISSに届けられることになっており、宇宙飛行士が箱を開封してモザイクアートをお披露目する催しも予定されています。
モザイクアートは、ISSから地球に帰還した後、来年2月ごろに同市に戻ってくる予定で、市内で展示されることになっています。
この日は、将来の夢を書いたボードを子どもたちが掲げながらクラスごとに集合写真を撮影し、さらにその後、校庭で全児童・生徒と教職員による全校写真を撮りました。校庭に整列した子どもたちは、カメラマンから「ハイチーズ」と声をかけられると、背筋を伸ばして笑みを浮かべていました。
モザイクアートで使用する写真は、同市のホームページで6月30日まで受け付けています。応募写真は1人1点で、①サイズが横700ピクセル×縦470ピクセル以上②ファイルサイズが1MB以上10MB以内、③横縦比が3:2④ファイル形式はjpg-となります。条件が合わない場合は応募できないこともありますのでご注意ください。
写真に市外の方が写っていても、応募者が市内在住であれば問題ないとのことです。なお写真はデータのみで、プリント写真は不可。風景や動物のみの写真も応募できません。
皆さんの笑顔の1枚を、ISSに届けてみませんか?
電話:0296(22)0182