茨城県筑西市丙、下館駅北口の駅前通りにあるベーカリー「しもだてパンの店える」は、障害者が働きながらパン作りや接客の技能を身に付ける就労支援事業所でもあります。
就労支援事業所
「える」は2002年4月にオープン。現在は20~30代の女性を中心に10人ほどが利用しています。パン生地の整形・分割、総菜パン作り、商品の袋入れ、レジ打ちなど作業は全般にわたり、日々スキルを高めています。
品ぞろえは豊富です。フランスパン(バタール380円、ガーリックフランス200円など)、種類豊富なサンドイッチ(280円)、各種バーガーからスイーツと、目移りしてしまいます。派手さはありませんが、どこか懐かしさが感じられ、食べるとホッとするようなパンが中心です(フランスパンが並ぶのは週1、2回なので、欲しい方は事前に問い合わせしてください)。
人気商品はバーガー類で、ヒレカツバーガー(280円)や白身(魚)フライバーガー(280円)のほか、手作りパテを使ったチーズエッグバーガー(350円)、新商品のエビカツバーガー(300円)などがお薦めです。
マルゲリータ、ミート、サラミの3種類が週替わりで登場するピザパンもファンが多く、価格はいずれも200円とリーズナブルです。
もちろん、食パン(300円)、あんぱん(つぶ、こし、150円)、クリームパン(150円)、メロンパン(160円)、チョココロネ(160円)などの定番商品も、しっかり取りそろえられています。
スイーツにも力を入れていて、生チョコ、バナナの2種類のクレープに加え、新たにブルーベリーヨーグルトが加わりました(いずれも200円)。小ぶりなサイズながら手作りプリン(130円)も存在感のある味です。
一部のパンには、店員さんからの手書きメッセージが添えられていて、元気をもらえます。
店を運営する「ルックロック」の岩見亮社長は「昔ながらのパンを味わっていただきたい」と来店を呼び掛けています、「える」の岡田忍店長は「地元の食材をできるだけ使い、地域にも貢献したい」と笑顔で話していました。
「える」は事前の注文にも対応しています(受け取り前日の正午まで)。まとまった数の注文は受け取りの4日前まで受け付けています。
所在地:茨城県筑西市丙202
営業時間:午前9時~午後5時(土・日・祝日休み)
電話番号:0296-45-7208
インスタグラム:https://www.instagram.com/shimodatepan_eru/