そば処「388」の店長・山田真美さんと手打ちそば=下妻市下妻 グルメ
そば処「388」の店長・山田真美さんと手打ちそば=下妻市下妻

下妻のそば処「388」 開店1年 風味豊かなそばを手打ちするのは「下妻初」の…



知人から「茨城県下妻市で初」のそば店があると聞き、早速行ってみました。

そのそば店は「そばどころ388」といいます。読み方は後でお教えします。

関東鉄道常総線の下妻駅から徒歩約8分、駅前から続く商店街にあります。商店街ということで店舗前には駐車できませんが、すぐ近くに5台分の駐車場が確保されています。

そば処388=下妻市下妻

そば処388=下妻市下妻

388は何と読む?

さあ、店名の「388」は何と読むでしょう?

そば店になる前は「397」というスナックで、それを元に数字を使った店名を考えました。

「38」は「さは」と読み替えることができます。これに末広がりで縁起のよい数字「8」を足して「そばはち388」と命名しました。

店内はスナック当時の店を和装にリフォーム。小上がり席もあります。

そば処388の店内

そば処388の店内

そばの打ち手は何と

店名もユニークですが、もうひとつ以外なものがあります。

そば打ちというと一般的には男の人を思い浮かべますが、ここでは若い女性が打ちます。下妻初の女性そば打ち手、同市出身の山田真美まみさん(29)です。

そばを打つ、店長の山田真美さん

そばを打つ、店長の山田真美さん

開店前に伺い、そばを打つところから見学させてもらいました。

女性らしいしなやかな手つきでそば粉をこね、伸ばし、30分足らずで見事に打ちあがりました。そば打ちは地元のボランティアグルーㇷ゚に習ったそうです。

打ちたてのそば

打ちたてのそば

すぐにゆでてもらい、打ち立て、ゆで立てのもりそば(大盛り990円)をいただきました。

もりそばの大盛り。上にあるのはおまけ、そばの切れ端です

もりそばの大盛り。上にあるのはおまけ、そばの切れ端です

コシがあり、風味豊か

地元の常陸秋そばを使った二八そばです。

まずは汁につけずに一口。そばの風味がじわっと口の中に広がります。しっかりとしたコシがあり、喉越しも良好です。

また、茨城県ではおなじみのけんちんつけ汁、下妻産の納豆を使った納豆そばもメニューに盛り込まれています。

「開店してちょうど1年が過ぎました。皆さんに喜んでもらえるそばを打って、下妻の商店街を盛り上げていきたい」と山田さん。

「下妻初」の女性手打ちそば店として大きく羽ばくことが期待されます。

「下妻を元気にする」と書かれた貼り紙

「下妻を元気にする」と書かれた貼り紙

「とりぷれ」のライターになって間もなく1年。たくさんの飲食店を取材しましたが、また一つ、通いたくなる店に出合いました。

思いを持って頑張る人たちはすてきです。

そば処388
所在地茨城県下妻市下妻丁6-6
電話番号:0296-48-7716
営業時間:午前11時~午後3時(日・月曜定休)※そばがなくなり次第終了。金・土曜は午後5時~午前0時まで居酒屋営業(そばも食べられます)

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