茨城県つくば市、桜川市、筑西市など6市でつくる筑波山地域ジオパーク推進協議会(会長・五十嵐立青つくば市長)は、ジオパークをPRする商品「筑波山地域ジオブランド」に地産の米と水を使った純米酒や焼き菓子、弁当など10点を新たに認定しました。
認定商品は今回を含めると計47品目に上ります。認定された事業者は、ジオブランドの認定デザインロゴを表示することができます。
同ブランドの認定は2018年から始まりました。ジオパークを通じた地域振興が目的です。昨年7月、同協議会の田中牧子審査委員長ら8人が審査し、味や価格、ストーリー性、パッケージデザインなどから商品を採点しました。
1月15日に同市北条のつくばジオミュージアムで認定式が開かれ、五十嵐市長や新規認定や更新を受けた事業者ら約30人が出席しました。

筑波山地域ジオブランドの認定を受けた事業者ら=つくば市北条
五十嵐市長は「皆さんが作ってくださった商品を通じて、ジオパークの魅力をPRし、販路を拡大していきたい」とあいさつし、認定書を事業者らに手渡しました。
田中審査委員長は「グルメは外せない要素。多くの人に食の文化からもジオパークを楽しんでもらえるように、今後の発展に期待したい」と講評しました。
認定商品はイベントやガイドブックでPRされるほか、販路開拓を同協議会が支援します。
今回認定された10点は次の通り(カッコ内は事業者)。
特別純米原酒ギュッといしおか(石岡市、広瀬商店)▽ぶっかけ野菜そば(同市、蕎麦蔵めぐみ)▽酒粕=かす=マドレーヌ(同市、シャノワール)▽常陸国高濱味のにぎわい弁当(同市、割烹=かっぽう=旅館いづみ荘)▽つくば道弁当(つくば市、吉屋)▽つくば弁慶揚げ(筑西市、絆)▽筑波栗菓子山桜(桜川市、千代田総販筑波嶺栗)▽米の「飲む」ヨーグルト(同、西岡本店)▽つくばスタージョンキャビア(同、つくばチョウザメ産業)▽うりの山芋定食(同、見晴らしの丘真壁うり坊)
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