第49回古河桃まつりが2025年3月15日(土)に茨城県古河市鴻巣の古河公方公園(古河総合公園)で開幕します。古河市観光協会の主催です。
古河の桃林は、江戸幕府の大老を務めた古河藩主・土井利勝(1573~1644年)が、成長の早い桃の栽培を領民に奨励し、その実を食料、幹枝をまきとして利用させたのが由来です。1975年に同公園が開園した際に、観賞用のハナモモが植樹されました。

ハナモモ咲き誇る古河公方公園=2023年3月撮影
会場となる古河公方公園には、矢口、源平、菊桃、寿星桃、寒白の6品種約1800本のハナモモが植えられていて、公園は鮮やかなピンク色、赤色、白色に染まります。

第49回「古河桃まつり」の会場マップ
2月20日には、古河桃むすめらが首相官邸を訪ね、石破茂首相に花束を渡して古河桃まつりをPRしました。

観光大使「古河桃むすめ」から桃の花を受け取る石破茂首相(中央)=2025年2月20日、首相官邸(永岡桂子衆議院議員事務所提供)
会期は3月30日(日)まで。期間中は土日祝日を中心にイベントが行われ、会場の古河公方公園以外でも趣向を凝らしたサイドイベントが展開されます。

第49回「古河桃まつり」のイベントスケジュール
JR古河駅の西口~会場間で臨時バスが運行されます。運賃は大人200円、小学生まで100円。歴史博物館・街角美術館下車は180円です。

古河駅西口の見どころマップ