栃木県小山市で7月最終日曜日に開催されてきた夏の風物詩「小山の花火」。例年であれば直前の盛り上がりをみせている頃ですが、今年(2025年)から秋に開催時期を変更することになりました。有料観覧席の市民先行販売が7月30日(水)から始まります。
2025年の開催日は?
毎年7月の最終日曜日に小山市役所近くの思川河畔で開催され、約2万発(2024年は1万9000発)を盛大に打ち上げる「小山の花火」。40万人以上の人出で賑わう一大イベントです。
秋開催への移行は、熱中症やゲリラ豪雨といったリスクを避けることが理由です。
2025年は9月23日(火・祝)18:30~の開催が決まっています。会場は昨年までと同じ観晃橋下流の思川河畔(小山市役所西側)です。
打ち上げ数は未定ですが、小山市商業観光課によると「昨年までと同程度の規模を目標にしています」とのこと。
荒天時は中止となります(順延日はありません)。また、これまで2日間の「おやまサマーフェスティバル」の一環として、花火前日の土曜日に行われてきた前夜祭イベントの開催はありません。
チケット販売はいつから?
昨年(2024年)は6月中旬から開始された有料観覧席のチケット販売ですが、秋開催となる今年(2025年)は市民先行が7月30日(水)、一般が8月21日(木)から始まります。
販売日 | 発売時間 | |
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小山市民 | 7月30日(水)〜8月3日(日)※抽選 | 10:00~ |
一般 | 8月21日(木)〜 | 10:00~ |
購入申し込み方法は、チケット販売サイト「チケットペイ」(https://www.ticketpay.jp/)でのインターネット販売と、店頭販売の2つです。
店頭販売は、大山旅行サービス(平日10:00~17:00、小山市犬塚 2-8-5)と、小山市観光案内所(月曜日を除く9:00~17:00、小山市中央町3-7-1 ロブレビル1階)の2カ所。
小山市民先行販売は数量限定で、応募多数の席は抽選となります。
有料観覧席の種類は?
有料観覧席は小山市役所側の思川河川敷と市役所庁舎内、城山公園の3エリア計14種類の席が販売される予定です。
花火を正面から楽しめる思川河川敷では、テーブル・イス席(定員最大6人)が28,200円~33,000円。プレミアムリクライニング席(定員2人)は20,000円で、ベンチ席(定員最大2人・8,000円)、階段席(1人3,500円)なども用意されています。
市役所庁舎内では、4~6階から窓越しに眺める西側廊下席が1人10,000円。河川敷のにぎやかさとは一線を画して、落ち着いて花火を鑑賞したい方にはおすすめかもしれません。

城山公園から見た思川河川敷方面の風景
高台から見渡せる城山公園では、いずれも18,000円のプレミアムベンチ席(定員最大2人)、ベンチ席(定員最大6人)が新設されました。公園内芝生自由席(1人1,000円)は、全エリアで最もリーズナブルな有料観覧席です。
無料観覧エリアは小山市役所西側の第3駐車場、小山御殿広場、白鷗大側の思川河川敷の3カ所が指定されています。
くわしくは公式ホームページ(https://www.oyamanohanabi.com/)をご確認ください。
2026年以降の開催日は?
2025年は9月23日(火・祝)に開催される「小山の花火」ですが、2026年以降の開催予定日も決まっています。
2026年以降は10月の第1土曜日の開催となります。
具体的な日を当てはめていくと、
- 2026年10月3日(土)
- 2027年10月2日(土)
- 2028年10月7日(土)
になるようです。
ずいぶんと先のことで想像がつきませんが、その頃には小山の“秋の風物詩”として定着しているかもしれません。
期日:2025年9月23日(火・祝)
時間:18:30~
会場:観晃橋下流 思川河畔(栃木県小山市)