三大美人画家の一人と称される日本画家、伊東深水(1898~1972年)を紹介する企画展「伊東深水展-瑞々(みずみず)しい女性美を求めて」が、2026年1月25日(日)まで、茨城県筑西市大塚の廣澤美術館で開かれています。
和服姿のたおやかな日本女性を描いた美人画をはじめ、羽子板や雪景色のびょうぶなど、正月にふさわしい45点がそろっています。
東京出身の深水は、美人画の大家として知られる鏑木清方(1878~1972年)に師事。歌川派の浮世絵の流れをくみつつ、情緒ある雰囲気とはっきりした線、抑えた色彩が調和した美人画を残しました。

展示作の「羽子」=筑西市大塚
企画展では、伏し目がちに羽根突きの羽根と羽子板を手にする「羽子」や、ほろ酔い姿を捉えた初公開の作品「微醺」といった美人画が並んでいます。同じく初公開で雪化粧の家並みなどをびょうぶに描いた「雪景」や、松竹梅の羽子板も見どころになっています。

松竹梅の羽子板=筑西市大塚
廣澤美術館の福嶋達也副館長(38)は「季節に応じた美人画を通して、指先に至るまでの高い描写力を楽しんでほしい」と話しています。
会期:2026年1月25日(日)まで※19日休館
開館時間:午前10時~午後5時※入館は午後4時半まで
入館料:一般1000円、大学生・高校生700円、小・中学生500円
電話:0296-25-1210
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