インラインスケートや自転車BMXなどのアーバンスポーツの国際大会「茨城境アーバンスポーツフェス」が2025年11月21日(金)、茨城県境町で開幕しました。五輪メダリストや町出身の選手ら国内外のトップアスリートが町アーバンスポーツパーク(同町上小橋)など町内3会場に集まり、4競技で世界最高峰の技を競います。30日まで。
アーバンスポーツの国際統括団体「ワールドスケート」(本部スイス)が運営するインラインスケートとキックボードの世界選手権と、仏ハリケーン社が運営するBMXのワールドカップ(W杯)、ブレイキンの「インターナショナルバトル」を同時開催しています。
インラインスケートは「ローラーフリースタイル」競技と呼ばれます。手すりやジャンプ台などが設置されたコースを走って技の難しさを競う「ストリート」と、勾配のきつい、より大型の壁や坂(セクション)を用いて行う「パーク」の2種目が行われます。

ローラーフリースタイルのストリート
両種目とも境町在住の明賀芽泉、宮尾佳帆の両選手が出場します。公式練習や予選、準決勝を経て、パーク決勝は26日、ストリート決勝は27日に行われます。
境町でアーバンスポーツ国際大会 国内外のトップ選手400人が一堂に
「スクータリング」と称するキックボードも、ストリートとパークの2種目があり、ストリート決勝は25日、パーク決勝は26日。
会期後半の26日から始まるBMXのフリースタイル競技はジャンプ台を使って技の難しさを競う「パーク」と、平らな場所で自転車を踊るように乗り回して演技の出来栄えを競う「フラットランド」の2種目が行われます。フラットランドの男女決勝は29日、パークの同決勝は最終日の30日の予定です。
ブレイキンの「インターナショナルバトル」は29、30日の両日に行われます。
観戦チケットは、サイト「e+(イープラス)」を通じて販売中。1日当たり大人3000円、小中高生1000円。町民は平日無料。競技日程やチケット購入方法の詳細は公式サイトで。
