とりぷれライター仲間の小波来さんと登る、筑波連山の雨引山(標高409.3メートル)と燕山(つばくろさん、つばめさん、701メートル)、そして加波山(709メートル)。今回は燕山の山頂から加波山神社、そして下山のリポートになります。
燕山頂近くの東屋で休憩し、午前11時半、加波山神社に向け出発します。ここから神社の手前まで下りがメインになるため、気持ちは楽です。
燕山頂周辺には、ラジオ放送の送信施設や無線中継所などがあり、人工的でちょっと味気ない感じがします。
山道を順調に下り、10分ほどで加波山神社の鳥居前に到着しました。神社にあったチラシによれば、このあたりは加波山の9合目より少し上で、標高635メートル。加波山にはゴールデンウイークに登っており、その時歩いたルートにここでつながったことになります。
鳥居をくぐり、お参りします。この日、社務所に人はいませんでした。
普通に二例二拍手一礼して参拝を済ませると、小波来さんが「加波山神社の参拝の作法」に気づきました。
ここは、二礼(拝)四拍手一礼(拝)です。慌ててやり直しました。
調べてみたところ、二礼四拍手一礼を作法としている神社には、出雲大社(島根県)、弥彦神社(新潟県)、宇佐神宮(大分県)などがあります。
さて、ここからは加波山山頂には登らずに、5月に来た時の登山ルートを下ります。午前11時50分、下山開始です。
山道では花やキノコが見られました。
7合目となる「山椒魚谷」に10分ちょっとで下りました。加波山登山の記事にも書いたように、沢が流れ、以前はハコネサンショウウオが生息していて、それが谷の名の由来になったそうです。
雨引山から燕山、加波山にかけてのルートは、眺望はよくありませんが森林浴を楽しむにはうってつけ。水場付近はひんやりしてリフレッシュできます。
順調に樹林帯を抜け、5合目から林道に出て、12時18分に採石場に着きました。ここから見る景色はなかなかです。
午後12時45分、加波山神社(真壁拝殿)に到着。社殿はカラフルで存在感があります。隣に加波山普明神社があり、ここは天狗の頭骨を祭っているそうです。
両神社にお参りして、県道つくば益子線のバス停「長岡」に午後1時過ぎに着きました。土日はバス「ヤマザクラGO」が雨引観音を経由してくれるので、便利です。(ヤマザクラGOの時刻表はこちら)
今回は歩いた距離は約9.8キロ、休憩込みで所要時間は約3時間40分。気持ちいい山歩きでした。
遅い昼食は、そばにしました。少々ガス欠気味だったので、カツ丼もつけました。小波来さんは上品に冷やしたぬきそばを注文しました。
この後、茨城県つくば市内の入浴施設で汗を流しました。広い湯舟で脚を伸ばすと疲れがゆっくり取れていきます。
ファミリー、初心者も気軽に登れる筑波連山をテーマに、6コースに分割して「筑波連山縦走のみち」を紹介してきました。そして今回で縦走コースががほぼつながりました。1年後ぐらいに20キロ超の縦走に挑みたいと思います。
皆さんも梅雨の晴れ間にお好きなコースを歩いてみませんか。
※筑波連山登山の過去記事