茨城県古河市は市内の公立小中学校の再編に向けた「古河市立小中学校適正規模・配置の基本方針」を策定しました。

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国が示す学校規模の目安や児童生徒数の将来見込み、校舎の築年数などを踏まえて、小学校は市の西部、北部の両エリア、中学校は東部エリアを、それぞれ対応に着手する「優先度が高い」と位置付けました。統廃合は「優先度が高い」エリアから段階的に協議を進めていく考えです。
エリア分けは、古河市の審議会が2023年2月にまとめた答申(提言書)がベースになっています。現在23校ある小学校は西部(9校)、北部(7校)、南部(5校)、東部(2校)の4エリア、9校ある中学校は西部(3校)、中部(3校)、東部(3校)の3エリアに分け、エリアごとに将来の学校数の増減の方向性や、再編の優先度合いを示しました。
学校数は「現状維持」とした小学校の東部と中学校の西部の両エリアを除き、5エリアは「減少」の方向を示しています。
06年度に1万2787人だった市内の児童・生徒は25年度に9330人に減少しました。3年後の28年度にはさらに8557人に減る見込みです。
そうした中、再編のメリットとして、子どもの社会性や協調性などを育み、質の高い教育を提供できる点などを挙げています。
古河市は現在、基本方針に対するアンケートを実施しています(こちらから)。
古河市は今後、来年1~2月に旧三和、総和、古河地区でそれぞれ懇談会を開きます。市民の意見を踏まえ、来年度に具体的な学校再編計画(仮称)をまとめる予定です。
■古河市小中学校の再編の基本方針
▽小学校
エリア 学校名 増減の方向性 優先度
西部 古河一、二、三、四、五、六、七、上辺見、下辺見 減少 高
北部 小堤、上大野、西牛谷、諸川、大和田、駒込、仁連 減少 高
南部 釈迦、下大野、駒羽根、水海、中央 減少 中
東部 八俣、名崎 現状維持 低
▽中学校
エリア 学校名 増減の方向性 優先度
西部 古河一、二、三 現状維持 低
中部 総和、総和北、総和南 減少 中
東部 三和、三和北、三和東 減少 高
