商売繁盛や無病息災を願う「福だるま」の背に筆を入れる名入れ作業が茨城県桜川市本木の雨引山楽法寺(雨引観音、川田興聖住職)で大詰めを迎えています。
12月25日は境内の絵馬堂で、僧侶2人が一体一体の背に白字で「雨引観音」と筆を入れました。正月に向け大小約4000個のだるまを用意します。

雨引観音の福だるま(資料写真)
僧侶の高嶋晄精さん(47)は「来年は午年なので駿馬のごとく皆さまに幸運や福をお届けしたい」と話しました。
境内ではこの日、本堂の大がかりなすす払いも行われ、新年の準備に負われていました。

雨引観音の本堂(右)と多宝塔
雨引観音は正月三が日に約5万人の参拝客を見込んでいます。
