茨城県八千代町では今、地域の農畜産業をさらに盛り上げようと、新たな加工品の開発に力を入れています。規格外の農産物をおいしく変身させる最新機器の導入や、地元食材をふんだんに使ったバウムクーヘンの誕生など、注目の取り組みをご紹介します!
素材の味と色をそのままに!「真空フライヤー」でフードロス削減へ
町は、同町松本の娯楽施設「八千代グリーンビレッジ」内にある加工施設を2025年度にリニューアルしました。これまで主にウナギの加工を行ってきた同施設ですが、新たな目玉として導入されたのが、食材を真空状態で揚げる「真空フライヤー」です。

新たに導入された真空フライヤー
真空フライヤーは、通常よりも低い温度で揚げることができるため、素材が持つ本来の色や味をしっかりと生かせるのが大きな特徴です。この技術を活用して、規格外となってしまった農産物を野菜や果物のチップスに加工し、フードロス削減や生産者の所得向上につなげる取り組みが進められています。
現在、同施設で商品開発を担う食品加工業者「はなまる工房」では、2026年4月からこのフライヤーを稼働させて試作の真っ最中。同工房の生井英雄専務(55)は「八千代町で眠っている野菜を見つけ、少しでも廃棄を減らしたい」と熱い意気込みを語っています。素材の甘みや旨味がギュッと詰まったチップスの完成が待ち遠しいですね。
町の新しい手土産に!「ばぁむ工房 こぐまのおやつ」始動
さらに施設内では、4月から新事業「ばぁむ工房 こぐまのおやつ」もスタートしました!
こちらで作られているのは、八千代町産のコメから作られた米粉や、地元の卵をたっぷりと使用したこだわりのバウムクーヘンです。食感に徹底的にこだわり、ふんわりとした「ソフト」と、しっかりとした「ハード」の2種類を用意。現在は、ふるさと納税の返礼品などとしても販売されています。
バウムクーヘンを開発した事業代表の小木希恵さん(38)は、「町の新しい手土産になってほしいです。こだわりの食感や、上品な甘さをぜひ楽しんでもらえたら」とアピールしてくれました。
八千代町の豊かな自然と、作り手の思いが詰まった新しい特産品たち。これからの展開から目が離せません!ご自宅用のおやつや大切な方への手土産として、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
