これ以上の被害拡大を防ぐため、茨城県では昨年に続き、外来カミキリムシの成虫を発見・退治する「いばらきカミキリみっけ隊」の参加者を募集しています。特別な手続きは不要で、退治したカミキリムシを対象窓口に持ち込むと、数に応じて奨励金や限定グッズがもらえます。
昨年度(2025年度)の活動では、7797匹もの外来カミキリが駆除されました。とりぷれエリアを含む県西地域での駆除が多かったそうです。
探すのはこの2種類! 外来カミキリムシの特徴
どちらも成虫は5月〜10月頃にかけて発見されやすくなります。以下、特徴などをまとめました。
■クビアカツヤカミキリ
体長2.5〜4.0cm。光沢のある黒い体に、首のあたりが赤いのが特徴です。サクラ、モモ、ウメなどの木に被害をもたらします。
幼虫が木の中にいるサインとして、木の根元に「フラス(フンと木くずが混ざった、かりんとうのような排出物)」が落ちていたら要注意です。

クビアカツヤカミキリの特徴や生息地域(茨城県作成の資料から抜粋)
■ツヤハダゴマダラカミキリ
体長2.0〜3.5cm。黒い体に約20個の白い斑点があります。在来種のゴマダラカミキリとよく似ていますが、ツヤハダゴマダラカミキリは背中に白い模様(白斑)がないのが見分けるポイントです。トチノキやアキニレ、サクラなど多様な樹木に被害を与えます。

ツヤハダゴマダラカミキリの特徴と生息地域(茨城県作成の資料から抜粋)
ツヤハダゴマダラカミキリとよく似た在来種のゴマダラカミキリを、見分けるポイントは以下の通りです。

在来種との見分け方(茨城県作成の資料から抜粋)
「いばらきカミキリみっけ隊」活動とは?
事前の入隊手続きなどは必要ありません。入隊したいと思ったその日から活動していただけます。
対象者:小学生以上の茨城県民
活動時期:2026年6月~9月末まで
主な活動エリア:これまで発生が確認されている県内の茨城県内の20市町(水戸市、土浦市、古河市、石岡市、結城市、下妻市、常総市、笠間市、取手市、牛久市、つくば市、筑西市、坂東市、桜川市、つくばみらい市、小美玉市、阿見町、八千代町、五霞町、境町)を中心とした地域の公園・学校・街路など
⚠️ここが重要! 絶対に「その場で退治」を
特定外来生物である「クビアカツヤカミキリ」や「ツヤハダゴマダラカミキリ」を、生きたまま持ち運ぶこと・飼育することは法律で禁止されています。見つけたら逃がさないように素早く捕まえて、必ず「その場で退治」してください。
もらえる奨励金・グッズと、持ち込み方法
退治した成虫を期間中(6月~9月)に担当窓口へお持ちいただくと、以下の特典と交換できます。
10匹以上:10匹につき500円分の奨励金(汎用プリペイドカード)
10匹未満:「みっけ隊」限定グッズ(防災グッズや缶バッジなど)を先着順でプレゼント

先着で配られるグッズ(茨城県提供)
⚠️持ち込み時・活動時のルール
種類ごとに分けて、透明な袋に入れて密封してから持参してください(10匹未満の場合も同様です)。2種類の外来カミキリを合わせて10匹とした場合も奨励金の対象となります。なお、小・中学生が奨励金やグッズを受け取る際は、保護者の付き添いが必要です。防除を業として行っている方は交付対象外です。
活動は、安全第一でお願いします。無断で他人が所有する敷地に入らないこと、ケガや事故に十分気をつけること、河川や山林など危険な箇所には近づかないこと、樹木などを折らないように気をつけることなど、活動に際しては十分注意しましょう。
とりぷれエリアの提出・報告窓口一覧
捕殺したカミキリは、市町村の窓口、または茨城県生物多様性センターへご持参ください。以下にとりぷれエリアの市町村の担当窓口をまとめました。
| 担当窓口 | 担当課 (電話番号) |
|---|---|
| 茨城県 | 生物多様性センター (029-301-2940) ※茨城県庁14階 |
| 古河市 | 環境課 (0280-76-1511) |
| 結城市 | 生活環境課 (0296-34-0370) |
| 下妻市 | 環境課 (0296-43-2111) |
| 筑西市 | 環境課 (0296-24-2130) |
| 桜川市 | 生活環境課 (0296-58-5111) ※岩瀬第1庁舎 |
| 八千代町 | 環境対策課 (0296-48-1111) |
| 五霞町 | 産業課 (0280-84-2582) |
| 境町 | 防災安全課 (0280-81-1307) |
詳しくはこちらの情報もご確認ください。
地域の自然や身近な公園や学校の木々を守るために、ぜひ散歩ついでに木の幹や根元をチェックしてみましょう!
