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「喪失」とどう向き合うか… 群馬県を拠点に活動する「演劇/微熱少年」が美術館で上演します!



群馬県の東部を拠点に活動する「演劇/微熱少年」が5月22日~6月2日に、館林市の県立館林美術館で「喪失」とどのように向き合うかをテーマにした「めいく みぃ すまいる、あげいん」を上演します。美術館での演劇鑑賞なんてなかなか珍しいもの。一度、体験してみてはいかが。

演劇/微熱少年は、各地で戯曲の上演や演劇ワークショップなどを行っています。俳優やスタッフの多くは、群馬県の東毛地域出身。同美術館とのコラボ企画は2022年に始まり、3回目となります。

演出家の故蜷川幸雄さんに師事した加藤亮佑さん(同県千代田町出身)、ドラマ「相棒」や劇団ひとり監督の映画「浅草キッド」に出演経験のある酒巻誉洋さん(同県千代田町)らが出演します。

併せて、劇作家・演出家の平田オリザさんを中心に結成された「青年団」で活躍する大竹直さん(同県邑楽町出身)が、ひとり芝居「見えないけど、本当のこと」を上演します。どちらも「喪失」とどのように向き合うかがテーマとなっています。

今回は、多くの人に平等に観劇する機会を持ってもらおうと、経済的に困難な状況にある人や、障害がある人とその介助者は無料で観劇できる「困った割」を設けています。また、創作過程も含めて、地域の人たちと共有したいという思いから、特別企画も用意しています。

近隣住民向けには特別企画として、館林、邑楽、千代田に在住・在学・通勤者を対象に、5月28~31日に優待観劇デーを設定、該当日の前売り券が500円引きで購入できます。5月21日にはゲネプロも公開し、人数限定で招待します。

演劇/微熱少年
「めいく みぃ すまいる、あげいん」/「見えないけど本当のこと」
公演日:前半/5月22日(水)~26日(日) 後半/5月28日(火)~6月2日(日)
開演時間:14:00(5月26日、6月2日のみ11:30と15:00)
会場:群馬県立館林美術館(群馬県館林市日向町2003)
料金:前半一般/前売り3000円、当日3500円、後半一般/前売り3500円、当日4000円など(全席自由)
ワークショップ申し込み
問い合わせ:演劇/微熱少年 Email・engekibinetsushounen@gmail.com
                                         TEL・090-4365-8096(10:00~18:00)
演劇ワークショップ「響きあう『ことば』と『からだ』」も…
日時:5月12日13:00~16:00
会場:群馬県立館林美術館(群馬県館林市日向町2003)
内容:出演俳優と共に、ゲーム感覚で小さな演劇作品をつくる
申し込み:群馬県立館林美術館 TEL・0276-72-8188

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