栃木県栃木市の中心部で5月5日(日・祝)~6日(月・振)の2日間、春と秋の恒例イベントとして定着しつつある「とちぎ蚤の市」が開催されます。飲食、買い物、ライブ…と盛りだくさんの2日間。“蔵の街”栃木で今年のゴールデンウィークを締めくくってみてはいかがでしょうか。
蚤の市通りに活気を
「とちぎ蚤の市」は2022年から春と秋の年2回開催されています。毎回多くの来場者であふれる人気のイベントで、今回が5回目となります。
もともと、栃木市中心部では蚤の市が名物行事として行われてきました。1953年に始まり、当初は約180店が参加するほどでしたが、しだいに出店者が減少。2011年秋の第114回をもって開催が途絶えてしまいました。
新しい「とちぎ蚤の市」は、蚤の市通りにあるカフェ「FROGS GARDEN」のスタッフを中心とした、街づくりに興味のある地元有志が実行委員を担っています。
活動の原動力になっているのは、「昭和に栄えていた蚤の市通りの活力を取り戻したい」「かつての蚤の市と今のマルシェを融合し、多世代が楽しめる祭りにしたい」という思いです。
“蔵の街”や“小江戸”とも称される栃木の歴史・文化をつなぐと同時に、街に新しい風を吹き込んでいるのが、この「とちぎ蚤の市」なのです。
歩行者天国にお店ずらり
会場はとちぎ山車会館前広場と、その西側の蚤の市通りです。蚤の市通りは益子焼と下野のてしごとKAURI(かうり)~やまとはり・きゅう整骨院間の約200mが歩行者天国となります。
5日(日・祝)、6日(月・振)のそれぞれに50店舗が日替わりで出店します(2日連続の店舗もあり)。カレー、ピザ、ハンバーガー、コーヒー、焼き菓子などの飲食系のほか、アクセサリー、雑貨、ワークショップなど多彩なお店が軒を連ねます。
山車会館前広場とサブ会場のみずほ銀行駐車場では、ライブパフォーマンスも。市民吹奏楽団の演奏からプロのパフォーマンス、ジャズライブまで、こちらも盛りだくさんの内容です。
2日間ともに10:00~16:00の開催です。くわしい情報は、とちぎ蚤の市のInstagramアカウント(@tochigi_nomino_ichi)またはX(旧Twitter)アカウント(@t_nominoichi)をチェックしましょう。
さらに、山車会館前広場では「小江戸とちぎ人形まつり」(5、6日)、蚤の市通り南のミツワ通りでは「ミツワ庚申祭」(5日)が同時開催されるとのこと。栃木市中心部が熱く盛り上がる2日間となりそうです。
期日:5月5日(日・祝)~5月6日(月・振)
時間:10:00~16:00
会場:とちぎ山車会館前広場(栃木県栃木市万町3-23)、蚤の市通り