気象庁は4日、低気圧が本州の南岸を東に進むため、関東甲信地方では5日昼過ぎから6日午前中にかけて、山沿いや山地を中心に大雪となり、予想より気温が低くなる場合には平地でも警報級の大雪となる可能性がある、と発表しました。
気象庁の予想によると関東地方北部の平地では、5日午後6時までの24時間降雪量は多いところで8センチ、6日午後6時までは10センチ~20センチと発表されています。
北関東3県に早期注意情報
前橋、宇都宮、水戸の各地方気象台はそれぞれ、大雪警報を発表する可能性があるとして、早期注意情報[中]を発表しています。
高速道路も広範囲で通行止めの可能性
NEXCO東日本によると、管内の高速道路で広範囲の通行止めが予想されると発表しています。通行止めの可能性が高い区間(4日午後4時現在)は、東北道(川口ジャンクションー郡山ジャンクション)、北関東道(宇都宮上三川ICー栃木都賀ジャンクション、岩舟ジャンクションー佐野田沼IC)、圏央道(牛久阿見ICーあきるのIC)など。また高速道路に並行する一般国道でも、通行止めとなる可能性があるとしています。
2月5日(月)から6日(火)にかけて南岸低気圧により関東地方・南東北地方を 中心に大雪や猛吹雪となるおそれがあります~ルート・日程の見直しをご検討ください!~(2月4日(日)18時発表)
また、降雪区間の主要ICでは係員による冬用タイヤの装着確認を実施する予定です。ノーマルタイヤ通行禁止の可能性がある区間も発表されており、車でのお出かけを控えるよう呼び掛けています。
鉄道も注意呼びかけ
JR東日本は降雪の影響により、列車の大幅な遅延や行先変更、運休、運転見合わせなどが発生する可能性があるとして、最新の情報を確認するよう呼び掛けています。