踊りを通じて市民が交流の輪を広げる「下館盆踊り大会」が8月15日と16日に、茨城県筑西市丙の市立しもだて交流センターアルテリオ前広場で開催されます。
大会は昨年、コロナ禍での中断を経て4年ぶりに開かれました。今年で52回目になります。
会場には大やぐらが組まれ、それを囲んで参加者が「下館音頭」や、花がさを手に「笠抜き踊り」などを披露します。
市によりますと、下館音頭は第二次世界大戦中に下館町(現筑西市)へ疎開していた作詞家・西城八十(1892~1970)が、町への愛着を表して作詞したものだそうです。
笠抜き踊りは、下館町出身の勘治という男が、上州(群馬県)で知り合った無宿者を連れ帰り、家業の博労を引き継いで堅気になった証に、出入りする旦那衆の庭先で腰を低くして笠を抜く振りを入れて踊りにしたものです。
開催日時:8月15(木)、16日(金)午後7時~10時
開催場所:茨城県筑西市丙372、しもだて交流センターアルテリオ前広場
問い合わせ:筑西市観光協会 0296-20-1160(市商工観光課内)
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