茨城県下妻市大宝の田園風景の中にたたずむ「大宝八幡宮」。藤原時忠によって701(大宝元)年に創建されたとされ、関東地方最古の八幡宮として古くから親しまれています。
山内宮司に話を伺うと、「大宝」という縁起の良い名前から、宝くじの高額当選者が毎年お礼参りにくるそうです。そんな大宝八幡宮で7月7日まで、「あじさい祭」が開かれています。現在、300種類4000株のアジサイが境内を彩り、見頃を迎えています。
境内の北側にあった「大宝城跡」にアジサイを植えているので、「あじさい神苑」と名付けられています。品種が多いため、期間中に何度か訪れても、違った顔を楽しめます。
土手の保全も兼ねているとのことで、主に斜面に咲いているのが一番の特徴。上から見下ろすアングル、下から見上げるアングル…とさまざまなアングルで撮影できるのもポイントです。境内の後ろにあるため、参拝者だけでなく散歩ついでにアジサイを愛でる方も多いといいます。境内の後ろにひっそりと広がる「あじさい神苑」は、まさに「あじさいの秘密の花園」です。
今、まさに見頃を迎えている「あじさい神苑」。6月16日(日)午前10時から、野点や草花の無料抽選会が行われます。
境内には、アジサイをクリームソーダ風に見立てた「フォトスポット」やスタッフが書いたあじさいのイラストボードなども登場し、参拝者の目を楽しませています。
社務所で「あじさい御守」を発見。この時期だけのお土産としても人気があるようです。
6月は、お正月の次にイベント盛りだくさんの月ということで、盛りだくさんの企画を開催予定。
今後のイベントのスケジュールです。
■6月24日(月)~ 風鈴の絵付け体験(午前9時~午後4時)※風鈴がなくなり次第終了
■7月27日(土)~8月25日(日) 風鈴祭り ※風鈴展示期間中は、毎日午後9時までライトアップ
アジサイと一緒に、趣向を凝らしたイベントも楽しめる「大宝八幡宮」。週末のお出かけリストに加えてみてはいかがでしょうか。