とりぷれエリアに集中
群馬だけにあるコンビニ、さくらみくら便利店ってご存じですか?
最近できたばかりで、しかもお店はとりぷれエリアの群馬県東部(東毛)に集まっているそう。
ほかのコンビニとはちょっと違う感じらしいので、行ってみました。
2021年にオープンした1号店があるのは、群馬県みどり市。
県道沿いを進むと、広々とした駐車場付きチェーン店が立ち並ぶ「ザ・群馬」という感じの景色の中に、さくらみくら便利店笠懸阿左美の大きな看板が見えてきます。
何台も止められる駐車場も大きいですが、お店の中も広い。群馬で一般的なコンビニの1.5倍以上はありそうです。
品ぞろえは、他のコンビニと比べてもそん色ありません。ていうか、思っていたよりずっと充実しています。
飲み物やおにぎり、弁当のほか、日用品もそろっていますし、ATMやコピー機、もちろんトイレ(広い!)もあります。
コンビニ内に食堂?
レジ近くに「みくら食堂」ののれんが。
そう、さくらみくらの特徴がこの「みくら食堂」。店内調理のカフェやフードメニューが充実しているんです。テイクアウトはもちろん、イートインスペースもあります。
発売したばかりの「タピオカミルク(いちご)」(税抜き300円)をオーダー。
タッチパネルで注文してから、それほど待たずに店員さんから呼ばれました。
赤と白の見た目が華やか。イチゴミルクの優しい甘さに、タピオカのもちもち食感が楽しい。イチゴの果肉もしっかり入っています。
フードメニューも充実していて、サーモンいくら丼(同780円)や、味噌豚丼(同650円)、坦々うどん(同480円)など、いろいろあって迷います。
ロースカツ丼は「今だけ」価格で500円ということで、頼んでみました。通常価格は600円だそう。
できたて感があり、味付けはしっかり目。肉もご飯もボリュームがあり、満足度は高いです。
あの大手が仕掛け人
さくらみくら、牛丼の「すき家」などを展開するゼンショーホールディングスが手がけています。商品開発のノウハウがあるのもうなずけます。
従来のコンビニ+カフェ・お弁当屋さんというイメージでしょうか。
全国的な企業だけに、画一的な店づくりかと思いきや、店内を見渡すと、群馬に本社があるハンプティーダンプティーの商品コーナーがあったり、有名パスタ店「シャンゴ」のソースを売っていたりと、地域密着を意識している様子。
パンコーナーには、学校給食に出荷している地元の新田パンが売っていて、お客さんが手に取っていました。
栃木、茨城から近いのは?
さくらみくらに行ってみたいと思った方に店舗の一覧です。
笠懸阿左美 | みどり市笠懸町阿左美180-1 |
伊勢崎境上渕名 | 伊勢崎市境上渕名1359-15 |
太田下浜田 | 太田市下浜田町497-2 |
館林瀬戸谷 | 館林市瀬戸谷町2279-1 |
みどり大間々 | みどり市大間々町大間々4-1 |
太田新田市野井 | 太田市新田市野井町777-2 |
太田内ケ島 | 太田市内ケ島町901番 |
桐生広沢町1丁目 | 桐生市広沢町1丁目2561‐1 |
大泉東小泉 | 大泉町東小泉二丁目18-28 |
栃木、茨城からなら、館林瀬戸谷(館林市)や太田内ケ島(太田市)などが近いでしょう。
コンビニといえば、北海道発祥のセイコーマートも、古河市を含む茨城県と埼玉県に飛び地的に展開しています。
全国的には大手が強いコンビニ業界ですが、とりぷれエリアは、実はローカルコンビニが頑張っている激アツ地域なのではと感じています。
24時間営業、年中無休
〈公式サイト〉https://www.sakuramikura.co.jp/
〈X〉@sakuramikura_jp
〈インスタグラム〉sakura_mikura_info