2月4日に始まった、茨城県桜川市の「真壁のひなまつり~和の風第二十一章」も終わりが近づいてきました。
2003年2月に「寒い中、真壁に来てくれた人をもてなそう」と住民主導でスタートしたひなまつりは、おもてなしと共に大切にしているものがもう一つあります。
子どもたちの成長を願うことです。
ひなまつりは平安時代に子どもたちが紙で人型を作り、それを川に流したのが始まりとされています。これを基に「子どもたちのために何かしたい」と考え、実現させたのが「和の風流し雛」です。
子どもの健やかな成長願う
2003年は真壁町周辺の子どもたち約20人が参加し、五所駒瀧神社の宮司さんから祈祷を受けた後に、山口川に折り紙びなを浮かべました。川面を流れていく折り紙びなを見つめる子どもたちの笑顔が、今も忘れられません。

初めて行われた「和の風流し雛」=2003年3月
その後、2006年から地元の真壁小学校(現・桃山学園)が学校行事として流しびなに参加してくれるようになり、ひなまつりのフィナーレを飾る「和の風流し雛」となりました。

宮司さんに清められた川に折り紙びなを流します。

子どもたちがそっと折り紙びなを浮かべます。
この流しびなは評判を呼び、参加したいという声が多く聞かれるようになりました。今では誰もが自由に参加できる催しになりました。
「和の風流し雛」は3月2日(日)午前10時半に、真壁伝承館隣の神武天皇遥拝殿で祈祷を受けることからスタートし、その後午前11時ごろに山口川に移動します。皆さんも参加して、子どもたちの成長を一緒に願っていただけたら幸いです。

2024年の「和の風流し雛」
おひな様神社と宵雛
流しびなのご祈祷を受ける神武天皇遥拝殿はひなまつり期間中、「おひな様神社」になります。
今年も真壁のひなまつり実行委員会の皆さんがおひな様を飾り、土日祝日に公開しています。

神武天皇遥拝殿(おひな様神社)=真壁伝承館隣
また、3月2日(日)午後6時から「おひな様神社」に明かりが灯され「宵雛」が行われます。
明かりに包まれたおひな様は幻想的です。このようなおひな様を見られるのも真壁のひなまつりの魅力の一つです。

「宵雛」 =神武天皇遥拝殿
開催日時:2025年3月2日(日)
祈祷:午前10時半、神武天皇遥拝殿(真壁伝承館隣り)
流し雛:午前11時ごろ、山口川
※参加希望の方は午前10時半までに神武天皇遥拝殿にお越しください