茨城県下妻市の下妻市役所庁舎で、「トライアル・サウンディング」を活用したイベントが開催され、好評です。
「トライアル・サウンディング」は、下妻市が有効利活用していきたい市庁舎の共用スペースを、市民団体や個人などを含む民間事業者に一定期間無料で試行的に使用してもらいながら、将来のさらなる利活用に向け対話やコミュニケーションを深め、アイデアを出し合っていく仕組みです。昨年3月にスタートしました。

展望ラウンジで開かれた「和楽器ひろめ隊」のコンサート=2024年4月、下妻市本城町
共用スペースは、4階の展望ラウンジ、屋上の筑波山テラス、1階の交流スペース、エントランスホール、駐車場の一部、屋外のレンガ広場の6カ所です。

下妻市役所1階の交流スペース
8月は、12日、19日、26日(いずれも火曜)に、物販やワークショップ、ミニコンサートを予定。
このほか14日、21日、28日(いずれも木曜)に弁当や軽食、ドリンク類などのカフェ出店、20日(水)に体操・めい想などの体験会も予定されています。

8月のチラシ

8月のチラシ
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下妻市は「トライアル・サウンディング」に参加した事業者や団体からの意見を基に、「市庁舎共用スペースの使用に関する条例」を制定、条例は今年10月1日に施行されます。これにより、使用面積20平方メートルごとに1日千円、市外の利用者には同1500円の使用料が原則として必要になります。
問い合わせは市資産経営課(電)0296-43-2111(代)。