少し前まで、皆さんの地元には大小さまざまな本屋さんが当たり前のようにあったでのはないでしょうか。ネット購入ができる時代になり、最近では貴重な存在になりつつあります。
茨城県古河市のセキグチ書店は、創業40年を超える家族経営の老舗。どこか懐かしさをまとう、今なお現役で地元住民に親しまれる「まちの本屋さん」です。
幅広いジャンルの書籍がずらり
JR古河駅東口と新4号国道を結ぶ十間通り沿いにあるセキグチ書店。自動ドアが開くと、本の香りと明るい笑顔が迎えてくれます。

セキグチ書店の外観
筆者も子どものころ、おこづかいを握りしめて月刊漫画雑誌を買いに行った記憶がふっとよみがえり、胸がくすぐったくなりました。

さまざまなジャンルの本が並びます
漫画、雑誌、文庫本から参考書に至るまで、幅広いジャンルの本がバランスよく並びます。文房具や学用品なども揃っています。
明るく楽しい児童書コーナー
特にご紹介したいのが、お店の奥に広がる児童書コーナー。

明るい雰囲気の児童書コーナー
遊び感覚で本を選べる工夫がほどこされ、絵本作家の直筆サインやイラストも飾られています。

楽しく本選びができそう
ポップで楽しい雰囲気に、子どもも大人もつい足を止めてしまいそうです。
作家と読者をつなぐイベントも
「作家と読者のかけはしになる」ことを大切にしているセキグチ書店では、お話会や講演会を不定期で開催しています。
11月23日(日)は、『いちねんせいになったら大全』(KKロングセラーズ)の作者・小学校教師ハチさんによる講演会を開催します。

テーマは「低学年の今、やっておきたいこと」。年長~小学校低学年の保護者をメインの対象に、入学・新学期の準備、生活習慣が身につく過ごし方のコツなどをお話ししてくれます。参加費は大人2,000円(子ども無料)です。
11月24日(月・振)は『めざせ!ムショラン三ツ星』(朝日新聞出版)の著者・黒栁桂子さんのお話会です。

「刑務所の管理栄養士」としての勤務経験をもとに、男子刑務所で受刑者と給食を作る…そんな貴重なお話を笑いを交えながら聞けるそうです。こちらは参加無料です。
詳細や参加申し込みは、セキグチ書店のInstagram(@sekisyo0811)から。
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読書離れが進む今、「どんな本を選べばいいか分からない」という方もいるかもしれません。そんな時は気軽にスタッフさんへ。
検索や取り寄せにも対応しているので、“手にとって本を選ぶワクワク”を、ぜひセキグチ書店で体験してみてください♪
住所:茨城県古河市関戸1205-1
営業時間:9:00~19:00
定休日:日曜日
電話番号:0280-98-0811
Instagram:https://www.instagram.com/sekisyo0811
