鹿の角を使って黒耀石の石やりを作る「石器作り講座」が6月16日、みどり市のふれあい学習館で開かれます。隣接地にある岩宿博物館が主催する大人向け体験学習講座の一つで、博物館行事でのボランティア養成講座としての目的もあります。なかなか経験できない珍しい石器作りやボランティアに興味がある人はこの機会に参加してみてはどうでしょう。
日時:6月16日 午前10時~正午ごろ
会場:みどり市ふれあい学習館(岩宿博物館第1駐車場東側)
対象:中学生以上
定員:25人(先着順)
参加費:520円(材料費)
準備:けが防止のため、長袖、長ズボン、くるぶしが隠れる靴下、手袋、運動靴。
申し込み:岩宿博物館(電話0277-76-1701)またはメール(iwajukuhaku@city.midori.gunma.jp)へ。氏名(ふりがな)、電話番号、住所、学生の場合は学校と学年を明記する
岩宿博物館は、考古学者の相沢忠洋さんによって発見された旧石器時代の遺跡「岩宿遺跡」に隣接しています。相沢さんが発見し日本の歴史を大きく変えた槍先形尖頭器や岩宿遺跡の石器、資料を数多く展示しています。みどり市のマスコットキャラクター「みどモス」のモデルになった、マンモスゾウの全身骨格のレプリカは大迫力ですよ。
岩宿博物館では7月15日まで春季展示「みどり市の歴史と文化財」を開催しています。市内に所在する遺跡の出土品やさまざまな文化財を通じて、岩宿時代から近代に至るみどり市の歴史を紹介しています。
日時:~7月15日、午前9時半~午後5時(最終入館は午後4時半)月曜休館(7月15日は開館)
会場:みどり市岩宿博物館1階企画展示室
入館料:一般310円、高校生200円、小中学生100
問い合わせ:岩宿博物館(電話0277-76-1701)
石器作りと合わせて、日本史最古の旧石器時代の暮らしに思いをはせながら、楽しく歴史を学びましょう。