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群馬県庁をスタートする1区の選手たち=2024年1月1日

群馬の元日恒例!ニューイヤー駅伝2025 太田、桐生、みどり市がコースに 地元のSUBARUも出場します



群馬県を舞台にした元日恒例の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)が2025年1月1日に開かれます。コースは県庁を発着点とする7区間100キロ。とりぷれエリアでは太田、桐生、みどりの3市がコースに含まれ、毎年、多くの人が観戦に詰めかけます。全国の実業団37チームが出場し、太田市を拠点にするSUBARU(スバル)も上位を狙います。駅伝ファンの筆者が楽しみ方を紹介します。

群馬県庁をスタートする1区の選手たち=2024年1月1日

強風受けるタフな区間も

選手たちは群馬県庁を午前9時15分にスタートし、1区から2区を中継する高崎市役所、2区から3区の伊勢崎市役所を経て太田市に入ります。三菱電機群馬工場(太田市岩松町)で4区のランナーが出発します。トップの選手の通過が午前11時半ごろと予想されています。4区は、各チームの外国人選手が出場できるインターナショナル区間。距離は7区間で最も短い7.6キロで、レベルの高いスピード対決が見られるでしょう。

コースマップ

太田市役所で5区(15.9キロ)のランナーにたすきが渡ります。午前11時50分ごろの通過になるようです。上り坂が続くのに加え、上州名物の空っ風を一身に受けるタフなコース。強風にあおられながらも力強く走り抜く姿にエールを送りましょう。

桐生市役所で6区(11.4キロ)に入ります。通過予想は午後0時半過ぎ。前半は下り、後半は上りのアップダウンがある難しいコースです。みどり市を通り、伊勢崎市西久保町の中継所でアンカー7区へのたすき渡しとなります。群馬県庁でのフィニッシュは午後1時50分ごろになる見込みです。

大会中は交通規制が行われるため、車で近くを通る方は注意しましょう。また、コース沿いでは太田市の「道の駅おおた」や、みどり市役所笠懸庁舎などが応援スポット(無料駐車場)として開放されます。とりぷれエリア内は6カ所。群馬県のホームページなどでチェックしながら観戦を楽しみましょう。

ルーキー3人に注目!

スバルのルーキー(左から)山本選手、三浦選手、並木選手=2024年3月

太田市を拠点とするスバルの注目は、2024年4月に加入したばかりの大卒ルーキー3人です。筆頭は、3000メートル障害の日本記録保持者で、パリオリンピックで8位入賞を果たした三浦龍司選手。上州路で世界レベルの走りが見られるでしょうか。

さらには24年の箱根駅伝で山登りの5区区間賞を獲得し、最優秀選手に選ばれた城西大出身の山本唯翔(ゆいと)選手、同じ大会の2区で6人抜きの快走を見せた東京農業大出身の並木寧音(ねお)選手もエントリーされました。群馬・中央中等出身のエース、清水歓太選手を含めて上位が狙える顔ぶれとなっています。

ニューイヤー駅伝2025
2025年1月1日 午前9時15分~
群馬県庁を発着点とする7区間100キロ
全国の実業団37チームが出場

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