かつて使われていた生活道具を紹介する企画展「これなーんだ!ちょっとむかしの…くらしとどうぐ」が、茨城県下妻市長塚乙の市ふるさと博物館で2025年8月31日(日)まで開かれています。タイムスリップしたような感覚で当時の暮らしを体験できます。
江戸時代から昭和時代までの衣食住にまつわる道具約220点を集めています。
炭火の熱で布のしわを伸ばす道具「火熨斗」や炭火アイロンと電気アイロン、手回し蓄音機とレコードプレーヤーなどを並べて展示。電気の普及や技術の進化に伴う生活道具の変遷が学べるようになっています
市ふるさと博物館の入り口付近には体験コーナーが設けられ、黒電話のダイヤルやカラーテレビのチャンネルを回したり、めんこやお手玉で遊んだりできます。
家族5人で訪れた同県常総市、小学5年、寺田帆乃夏さん(11)は「昔の道具がどうやって移り変わったのか分かった」と話していました。
学芸員の菊池桃子さん(55)は「昔の人がどんなふうに工夫して暮らしていたか分かってもらえたら」と話しています。
会期:2025年8月31日(日)まで※8月25日(月)休館
会場:下妻市ふるさと博物館(茨城県下妻市長塚乙77)
開館時間:午前9時~午後4時半
入館料:小・中学生とその引率者は無料
電話:0296-44-7111
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