栃木県栃木市のとちぎ岩下の新生姜ホールで、2025年9月7日(日)、俳優・横浜流星さんが主演を務めるNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の特別展示が1日限りで開催されます!本イベントで初お披露目となる貴重な撮影小道具もありますのでお見逃しなく!
『べらぼう』、どんなドラマ?
2025年1月に放送がスタートしたNHK放送の『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は、脚本家・森下佳子さんが手がける痛快エンターテインメントドラマです。
物語の主人公は、18世紀半ばに「江戸のメディア王」として大成功をおさめた「蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)」。彼の波乱万丈な人生を通して、江戸の文化がどのように発展していったのかが鮮やかに描かれます。
主演は俳優の横浜流星さん。実力派キャストが集結し、江戸の町を舞台に、人々のドラマティックな生き様が交錯し、心揺さぶる物語が繰り広げられます。
なぜ栃木市で?
『べらぼう』には、江戸時代の有名な浮世絵師・喜多川歌麿が主要人物として登場します。実はこの歌麿が、栃木市とゆかりのある人物なんです。
たとえば、歌麿の代表作『雪月花』(深川の雪、品川の月、吉原の花からなる3部作)は、かつて栃木市内の豪商が所蔵していたことから、市内で描かれた可能性が高いとされています。また、1879年には市内の定願寺で3作品が展示された記録が残っているほか、市内の民家からは肉筆画『女達磨図』も見つかっており、歌麿の足跡が市内各所に残されています。
こうした背景から、栃木市ではこれまでも「歌麿まつり」や講演会などを通じて、歌麿とともに地域の魅力をPRしてきました。
そして今年、歌麿が登場する『べらぼう』の放送をきっかけに、栃木市では関連企画を積極的に展開。その一環として、NHK宇都宮放送局との共同主催により、9月7日(日)には歌麿役の俳優・染谷将太さんを招いたトーク&パブリックビューイングの開催が決定しました。
そして今回、そのイベントに合わせて実施されるのが、この特別展示というわけなんです!
※「歌麿役・染谷将太さんとみる!大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』トーク&パブリックビューイング」は事前申込制で、現在は受付を終了しています。
展示内容は?
18名のキャストが大集合したビジュアルバナーや、ドラマのワンシーンを浮世絵にした「浮世絵イラスト」インスタレーション、撮影用小道具などが展示されます。

「浮世絵イラスト」インスタレーション

耕書堂の間口暖簾

日本橋耕書堂で売られていた本
※写真はイメージです。
実際の撮影小道具

歌麿が書いた誰袖の絵
開催概要は?
日時
2025年9月7日(日)11:00~19:00(予定)
会場
とちぎ岩下の新生姜ホール(栃木市旭町12-16)
料金
入場無料(事前申込も不要です)
期日:2025年9月7日(日)
会場:とちぎ岩下の新生姜ホール(栃木市旭町12-16)
栃木市公式ホームページ:https://www.city.tochigi.lg.jp/soshiki/5/83191.html
NHK宇都宮放送局公式ホームページ:https://www.nhk.or.jp/utsunomiya/info/articles/310/014/69/
(暖簾と本は撮影複製小道具。)