関東鉄道(本社・茨城県土浦市)の発足60周年を記念した特別企画展「思い出の筑波鉄道・鹿島鉄道展」が2025年10月18日(土)・19日(日)に、同県下妻市若柳甲の常総線騰波ノ江駅で開かれます。同社と鹿島鉄道保存会、鉾田駅保存会、関鉄レールファンCLUBの共催です。
かつて、土浦市と桜川市をつないだ筑波鉄道、石岡市と鉾田市を結んでいた鹿島鉄道。いずれも地域の足として親しまれ、たくさんの人の暮らしに役立っていました。しかし時代の移り変わりとともに利用者が減り、筑波鉄道は1987年4月、鹿島鉄道は2007年4月にそれぞれ廃止されました。
今回の特別企画展では、往年の両鉄道とその廃線後などを写真で紹介するほか、駅名標やヘッドマーク、鉄道部品などの実物資料も公開します。

筑波鉄道で運行されていた車両
さらに、鹿島鉄道で使用されていた保線用軌道バイクの体験運転(有料)ができ、鉄道模型の展示もあります。

常総線の騰波ノ江駅=下妻市若柳甲
入場無料。関東鉄道は、騰波ノ江駅には駐車場がないため常総線を利用して来場するよう呼び掛けています。
会期:2025年10月18日(土)・19日(日)午前10時~午後4時
会場:関東鉄道常総線騰波ノ江駅(茨城県下妻市若柳甲533-7)
問い合わせ:関東鉄道鉄道部業務課(電)0297-21-6990(平日午前8時半~午後5時半)
ホームページ:https://www.kantetsu.co.jp/