ヒスイカズラ続々開花中! 栃木市のとちぎ花センターで10年に一度の“当たり年”です



栃木市

栃木県栃木市にある植物園「とちぎ花センター」で、国内では珍しいヒスイカズラの花が次々と開花しています。園によると、今年(2026年)は房数の多さ、大きさ、色の濃さのどれをとっても「当たり年」とのこと。4月中がピークになりそうですので、来園はお早めに!

ヒスイカズラとは?

ヒスイカズラは、フィリピンのルソン島を原産とするマメ科のつる性植物です。現地の人でも滅多に見ることができないといい、絶滅危惧種に指定されています。

ヒスイカズラの花

なんといっても特徴的なのは、鮮やかな翡翠(ひすい)色で鳥のくちばしのような形をした花です。

花房は長さ約50~100cm、ひとつひとつの花は6~8cmほど。その見た目の美しさや希少性から、とちぎ花センターの数ある植物の中でも人気を集めています。

ヒスイカズラの開花状況は?

とちぎ花センターの鑑賞大温室「とちはなちゃんドーム」には高さ3~4mのヒスイカズラの壁があり、その緑に紛れるように、ヒスイカズラの房がぶら下がっています。

どこに房があるでしょうか…?

房数は年によってばらつきがあるそうですが、今年は200房近くに上る“大豊作”。一目でいくつものヒスイカズラを発見できます。

開花時期は房によって異なります

そのうち、訪れた4月9日(木)時点で花を咲かせていたのは50房ほど。近年では早い3月中旬から咲き始め、4月に入ってからも続々と開花しているといいます。

壁の裏側はシャンデリアのよう

壁の周辺にはぐるりと回れる通路があり、裏側に行くとそこには“青のシャンデリア”が…!。昨年も開花時期に足を運びましたが、ここまでの光景は見られませんでした。

鮮やかな青色がくっきりと

大温室担当の永島安紀さんによると、房の大きさや花の色の濃さも含めて、今年は「過去10~15年以上の中で一番きれい」とのこと。

開花のペースが早いため、ゴールデンウィーク(GW)前の4月中の来園を呼びかけています。

ほかにどんな花が見られる?

鑑賞大温室では、ほかにもこの時期に見頃を迎える花や珍しい植物がたくさん楽しめます。

鮮やかな花を咲かせるブーゲンビリア

いまがピークといえそうなのは、南国らしさ漂うブーゲンビリア。「島唄」の歌詞でおなじみのデイゴの花もお目にかかることができました。

つくば洋蘭会のメンバーが育てた洋ラン

先日まで開催された洋ラン展に続いて「つくば洋蘭会」の愛好家の方が育てた、珍しい洋ランの展示も行われています。花の形がやや毒々しいもの、根が鉢の外に露出しているものもあり、その多様さに驚かされます。

鼻を近づけると甘い香りが漂うバニラの実

さらに、以前ご紹介したカカオやバニラの実もまだ健在。ダース・ベイダーにそっくりな「アリストロキア・サルバドレンシス」という中米原産の植物の花も数体?咲いており、飽きることがありません。

落ちたヒスイカズラの花のプレゼントも(1人1つまで)

鑑賞大温室の入館料は大人500円、小中学生110円(3~5月のベストシーズン料金)。ヒスイカズラの特徴や魅力をわかりやすく伝える「ヒスイカズラごり推し展」、4月11日(土)に開幕した「青バラの父 小林森治展」も含めて、料金内で大温室内すべての展示が見られます。

とちぎ花センター
住所:栃木県栃木市岩舟町下津原1612
時間:9:30~16:30
入館料:大人500円、小中学生110円(3~5月)*大温室以外は無料
HP:https://www.florence.jp/

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