栃木県小山市を拠点として、産前産後のママのための居場所づくりに取り組む「サニーベイビーズ」というNPO団体があります。出産や健康サポートのプロたちが力を合わせ、1歳3カ月未満の親子イベントを定期開催し、Instagramで情報を発信しています。
気軽に集まれる場所をつくる
小山市土塔の住宅街にある「サニー助産院」の代表・岡田まどかさんを中心に、助産師や保健師、管理栄養士などが集まって結成されたサニーベイビーズ。2025年2月から活動しています。
岡田さんは助産師として20年以上、出産前後の親子に寄り添ってきました。
そこで目の当たりにしたのは、産後に孤独を感じるママが少なくない現状です。「ママたちの孤独をなくしたい」「気軽に集まれる場所をつくりたい」との思いを抱くようになったといいます。
その思いを元同僚の大塚さんに打ち明けたことをきっかけに、同じ志を持つ仲間が自然と集まりだし、現在の形に。

定期イベントは和気あいあいとした雰囲気
小山市大谷市民交流センター「あいとぴあ」を拠点にして、1歳3カ月未満の赤ちゃんと保護者を対象にした親子イベントを定期開催するようになっています。
専門スタッフが講座を企画
サニーベイビーズではこれまでに、ミニ講座として離乳食講座やベビーマッサージなどを実施してきました。
参加者のリクエストも取り入れながら、多彩な専門スタッフが毎月の講座を企画しています。
定期開催イベントに参加できる子どもの対象年齢を1歳3カ月未満としているのは、「育児休業中のママが参加しやすい場を目指しているため」とのこと。

体軸セラピーで身体をほぐします
7月のイベントでは、赤ちゃんとのスキンシップを通して身体の発達を促す「体軸セラピー」を体験しました。
子育てでこわばりがちな身体をほぐし、抱っこがしやすい身体づくりにつながるということです。
悩みを共有できる交流の場も
イベント終了後には、交流タイムも設けられています。
参加費は基本1,000円で、スタッフ手作りのおやつとお茶付き。赤ちゃんをスタッフに抱っこしてもらい、ゆっくりお茶を楽しむ参加者の姿も見られました。

スタッフ手作りのおやつ付き
会場には終始和やかな空気が流れ、あちこちで笑い声が広がっていました。

スタッフが抱っこを代わるようすも
スタッフへの相談だけでなく、参加者同士が悩みを共有し共感し合う場にもなっている様子がうかがえました。
結城市など近隣からも参加
イベントは毎月第1月曜日に開催しており、午前の部は赤ちゃんとママ向け、午後の部は妊婦さんとその家族を対象としています。
産前からこうしたコミュニティを知っておくことで、産後も安心して頼れる場所になりそうです。
参加者は小山市内だけでなく、栃木市や下野市、茨城県結城市など近隣市町からも訪れているそう。リピーターも多く、安心して過ごせる居場所として親しまれていることがうかがえます。

岡田さん(前列左)をはじめ、サニーベイビーズのメンバー
「サニーベイビーズ」という名前の通り、太陽の光がさんさんと降り注ぐかのようなあたたかな空間は、肩の力を抜いて過ごせるひとときになりそうです。
今後の開催スケジュールや詳細は、サニーベイビーズのInstagram(@npo_sunny_babies)で確認できます。
