冬の気配がすぐ近くに感じられる季節になり、栃木県南部にもようやく紅葉の便りが届いています。<とりぷれ>編集部では11月28日(木)に小山市、栃木市、佐野市、足利市の名所巡りを敢行。この記事では、小山市中心部にある城山公園の2024年の紅葉情報をお伝えします。
*写真はすべて2024年11月28日(木)撮影です
城山公園の紅葉の状況は?
小山市役所の北西に位置する城山公園。もともと小山城(祇園城)というお城があった高台が、公園として整備されています。
公園南部の本丸・二の丸エリアは今年6月9日にリニューアルオープンしたばかり。思川を見渡せるウッドデッキ、園内の回遊路などがきれいに整備されました。
城山公園の秋といえば、青空に映える大イチョウ。陽光に照らされ、まばゆいばかりの輝きを放っていました(イチョウの場合「紅葉」ではなく「黄葉」と書くのが正確なようです)。
イチョウの木は南部の本丸・二の丸エリアに2本、北部エリアに1本あります。
今まさに最盛期を迎えている南部エリアの大イチョウのまわりには、赤く色づいたモミジも。
決して本数が多いわけではありませんが、遠くまで行かなくても、まちなかで鮮やかな紅葉を満喫できるのはうれしい限りですね。
城山公園の大イチョウの伝説とは?
ところで、城山公園の大イチョウにはある“伝説”があるのをご存知でしょうか?
北部エリアの大イチョウの前に、その伝説について触れた看板が立っています。
なんと、今から200年以上前にはすでに「古木」といわれていたそう。
さらに読み進めていくと、「祗園城落城の際、古井戸に身を投げて亡くなった姫君の霊が、かたわらのイチョウに宿り、実を結ぶことがない」とのこと。
この伝説から「実なしいちょう」と呼ばれてきた、ということです。
城山公園の駐車場は?
紅葉も美しい“市民憩いの場”である城山公園ですが、南の大通り(祇園城通り)側には専用駐車場がありません。
北側には、20台程度は停められる砂利の無料駐車場があります。住宅地のやや細い道を抜けていく必要があるので、運転にはご注意ください。
市役所から歩いて数分程度の場所にあるので、市役所西側の第3駐車場などを利用してもよさそうです。
住所:栃木県小山市城山町1-1
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