見事な天井画と世界にここだけの花「カッコソウ」を見学しよう! 群馬・みどり市の正福寺で4月11日から



みどり市
カッコソウ=2024年撮影

群馬県みどり市観光ガイドの会企画第187弾「正福寺の天井画とカッコソウを訪ねて」が4月11日~22日に開催されます。

73枚の天井画

みどり市大間々町小平にある正福寺には、霊獣や動物が描かれた73枚の天井画があります。

通常、寺院に描かれる天井画は、仏教不殺生の教えにより動物は描かれませんが、1770年に本堂が再建された時の住職「典翁大和尚」のすべての人を救いたいという強い願いが込められているそうです。

荘厳な欄間彫刻とともに歴史に思いをはせながら見学すると、現代へ通ずるメッセージが見えてくるかもしれません。

紫色のかれんな花

紫色のかれんな花を咲かせるカッコソウは、鳴神山周辺の旧川内村と梅田村(現桐生市)、小平村(現みどり市)にしか自生していません。

カッコソウ=2024年撮影

かつてはサクラソウと呼ばれ、身近に親しまれていた山野草でしたが「世界でここだけの花」だと判明しました。

サクラソウの仲間でも特異な能力を持ち生き抜いてきましたが、絶滅の恐れの最も強い植物として2012年に国内希少野生動物種に指定され、大切に守られています。

現在は、地域の人々によって次世代に引き継ぐための活動が行われており、今回見学するのは、正福寺の寺前管理地に咲くカッコソウです。

企画したみどり市観光ガイドの会は、「明るく・元気で・楽しく」を合言葉に、地元をよく知るボランティアガイドが、みどり市内の魅力を伝えようと市内のさまざまな観光地や自然、歴史を案内しています。

みどり市観光ガイドの会企画第187弾「正福寺の天井画とカッコソウを訪ねて」
日時 4月11日~22日(水、木曜除く)午後1時半~4時(午後1時20分に小平の里親水公園駐車場に集合)
参加費 300円(保険料等)※別途文化財保護協力金(500円)
定員 各日15人
名前(ふりがな)、住所、電話番号、生年月日、性別を添えて、希望日の1週間前までに事務局に申し込む
申し込み・問い合わせ みどり市観光ガイドの会事務局(みどり市観光協会)
電話 0277-46-7289 / FAX 0277-46-7291
メール info@midori-kankou.jp

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