茨城県八千代町をサイクリングした時に訪れた、ヘラブナの管理釣り場「筑波流源湖」を再訪しました。
茨城一広い管理釣り場
筑波流源湖は八千代町小屋、県道筑西三和線バイパスから町道を200メートルほど入ったところにあります。
広い駐車場と管理事務所があり、ヘラブナの供養塔もありました。

筑波流源湖=八千代町小屋

ヘラブナの供養塔
管理事務所に取材のあいさつをして釣り場へ向かいます。
まず驚いたのは車のナンバー。大宮、千葉、横浜など県外ナンバーの車が目立ちます。遠方だと奈良ナンバーもありました。
いよいよ釣り場。釣り場に架かる橋(浮き桟橋)から見渡します。
2つ目の驚きはその広さ。湖面が1万坪(3万3000平方メートル)、管理事務所の方が「茨城県で一番広い釣り堀」と言っていたのがうなずけます。

釣り堀の通路(桟橋)は100メートル近くあります。
筑波流源湖は元砂利採取場で、閉鎖後、雨水やしぼり水が溜まって自然にできた貯水池です。40年ほど前から管理釣り場として営業しており、ヘラブナを定期的に放流しています。同好会の釣り大会(例会)なども開催されています。
釣りの料金は下記の通りです。(回数券もあります)
利用時間 | 平日 | 土日・祝日 |
1日 | 1800円 | 2400円 |
午前11時~ | 1300円 | 1900円 |
女性、高校生以下 全日1200円 |
大型のヘラブナ
桟橋は水に浮いていますので少し揺れますが、怖さはありません。太公望たちは次々に竿を絞っています。

取材日はウイークデーだったにもかかわらず100人以上の人が釣りを楽しんでいます
湖面をのぞくと大型のヘラブナが悠々と泳いでいました。

湖面を泳ぐヘラブナ
ヘラブナ釣りは、生き餌やルアーではなく練り餌を使います。竿や浮きなどは専用のものを使い、繊細な駆け引きと強い引きが魅力です。
ちょうど釣り上げた人に話を聞くと、「ここは型のいいヘラブナが釣れるのでよく来るよ」と話してくれました。「キャッチ&リリース」。釣り上げたらすぐにリリースするのがルールです。

釣りはキャッチ&リリースが基本です
取材していると、「あの辺に行くと亀がたくさんいるよ」と声がかかりました。
行ってみると、たくさんの亀が甲羅干ししていました。近づいたら一斉に水の中に飛び込んでしまいました。くつろいでいた亀には申し訳ありませんが、亀がスイスイ泳ぐ姿を初めて見ました。

釣り場には亀もたくさんいました
亀の泳ぎを見ているとかわいい声が聞こえてきました。亀の次は猫です。筆者は猫が大好き。思わず写真を撮ってしまいました。

湖のほとりで遊ぶ三毛猫
親切な従業員の皆さん
浮き桟橋に戻て釣りの模様を取材していると、「お茶飲みますか」とまた声がかかりました。筑波流源湖の従業員さんたちで、お茶やジュースなどを売り歩いていました。
受付で弁当を注文すると釣り座まで運んでくれるサービスもあるそうです。

お茶を売る釣従業員さんたち
一通り取材を終えて管理事務所に戻ると、受付の方がヘラブナの写真を見せてくれました。

筑波流源湖のヘラブナ(筑波流源湖提供)
従業員の皆さんはとても親切ですっかり仲良くなってしまいました。今度はヘラブナ釣りに挑戦してみようと思います。
所在地:茨城県結城郡八千代町小屋210
電話:0296-48-2960
営業時間:4月~09月 午前5時半~午後3時半/10月 午前6時~午後3時半/11月~3月 午前6時半~午後3時半 年中無休
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