8月の夏祭り「尾島ねぷたまつり」を前に、体験会が6月23日、太田市尾島生涯学習センターで開かれます。地域の文化に触れてほしいと、地元有志でつくる団体「上州ねぷた会」が企画。「多くの人に体験し、興味を持ってもらいたい。ぜひ家族や友人を誘って来てください」と参加者を募集しています。
体験会では、経験者から手ほどきを受けながら太鼓や笛、じゃがらと呼ばれる鉦(かね)を演奏。太鼓台に乗って記念撮影したりと、めったにできない機会を用意しています。また、同会が運行するねぷたに貼り付ける和紙に子どもたちの名前を書き込んでもらい、まつり当日にライトアップした灯りで夜空に浮かび上がる演出を予定しています。
演奏を体験する参加者(昨年)祭りは太田市尾島地区の夏の風物詩として定着し、昨年は4年ぶりに開かれました。今年も8月14、15の2日間で行われる予定で、36回目となります。最大の見どころのねぷた運行では、色鮮やかな武者絵が描かれたねぷたが登場。にぎやかなお囃子や「ヤーヤドー」のかけ声とともに尾島商店街大通りを練り歩き、会場を熱気に包み込みます。
同会には県外に住む会員も含め、約120人が在籍。太田市内をはじめ、近隣や遠方からの参加も歓迎とのことです。南雲智康会長は「まつりを見る側から演じる側に挑戦し、臨場感あふれる体験をしてほしい」と呼びかけています。
参加費無料。当日会場へ(途中からの参加も可能)。公式インスタグラム(https://www.instagram.com/jyousyuuneputakai/)で発信しています。
日 時 6月23日(日)午後1~4時
会 場 太田市尾島生涯学習センター(太田市亀岡町63₋1)
問い合わせ先 事務局の橋本悟志さん(電話090-4001-1731)