茨城県桜川市を中心にした「つくば霞ケ浦りんりんロード」に続く自転車旅は、茨城県下妻市と筑西市をエリアにした「小貝川サイクリング」です。
5月の晴れた日、下妻市の小貝川ふれあい公園に車を止めて、筑西市の筑西大橋までを往復しました。
小貝川ふれあい公園にはネイチャーセンターや子ども広場等があり、この時期だけの貴重な風景を見ることもできます。その風景は最後に紹介します。
川の左岸を軽快に走る
午前11時30分、サイクリングスタートです。小貝川沿いに走るコースですが、最初の1キロメートルは川が全く見えません。
県道下妻真壁線に架かる小貝大橋を過ぎると、ようやく風景が広がりました。右側には小貝川と美しい筑波山、左側は豊かな田園。初夏の風の中、軽快に進んでいきます。
とはいえ、やや残念なこともあります。飲食店など店がありません。道草好きの筆者には少々物足りなく感じられます。
それでも3キロメートルほど走るとやっとありました。砂漠の中でオアシスを見つけたように心が踊ります。
焼きたてポークのホットドッグ
農家レストラン「カサ・デ・ロサ」という、スペイン料理の店です。
店内にはオープンデッキがあり、バーベキューコンロが並んでいます。ご主人はバーベキューのインストラクターでもありました。バーベキューも大好きな筆者はますます心が踊ります。
ランチは、ポークがサンドされたホットドッグとオニオンポテトセット(1100円)をいただきました。
このようなホットドッグは初めてです。焼きたてのポークがサンドされ、あまりのおいしさに一気に完食しました。小貝川沿いにこのようなレストランがあったとは本当に大発見です。
筑西市一押しの名所
大満足した昼食の後は力強く自転車をこぎ、1.5キロメートルほど走ると、筑西市一押しの名所に到着しました。「ダイヤモンド筑波」の母子島遊水地です。
春と秋の年2回、筑波山の山頂から登る太陽を、水に映る「逆さ筑波」とともに見ることができます。この日は薫風の中、太公望らが釣りを楽しんでいました。
ダイヤモンド筑波はこちら
右岸から風景満喫、フィナーレは花畑
スタートした小貝川ふれあい公園から8キロメートルほどで折り返し点の筑西大橋に到着。時間は午後1時30分です。帰りは筑西大橋を渡り右岸を走ります。
右岸では楽しみにしている風景があります。常陸三山の山並みです。
4月下旬から5月上旬にかけてハイキングした雨引山、加波山、足尾山、筑波山を一望できました。この風景を見たくて小貝川をサイクリングしたと言っても過言ではありません。
その後は県道下妻真壁線の小貝大橋を渡り、午後2時30分に小貝川ふれあい公園に戻りました。
走行距離は約16キロメートル、途中のランチを挟み3時間の自転車旅でした。
小貝川沿いのサイクリングコースは自転車専用の道路でありません。車も走りますのでサイクリングする際はご注意ください。
そして最後に紹介するのが小貝川沿いのポピー畑。筑波山を借景に200万本のポピーが咲き誇っていました。
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所在地:茨城県 筑西市西保末492-2
電話:0296-20-3381
営業時間:ランチ午前11時半~午後1時半(ラストオーダー)、ディナー午後5時~9時(水~日曜・要予約)
定休日:火曜日
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