映画「SENSEKI」特別上映 古河藩家老・鷹見泉石の晩年描く ネーブルパーク平成館 3月19~29日 古河市



映画「SENSEKI」のワンシーン(古河市観光協会提供) イベント
映画「SENSEKI」のワンシーン(古河市観光協会提供)

江戸時代の蘭学者で古河藩家老を務めた鷹見泉石せんせき(1785~1858年)の晩年を描いた映画「SENSEKI(せんせき)」が、2026年3月19日(木)から、茨城県古河市駒羽根のサンワ設計ネーブルパーク平成館で上映されます。

藩主を補佐し、蘭学者らと交流

鷹見家は古河藩主土井家に仕え、泉石は古河藩の御使番役・鷹見忠徳の嫡男として古河城下に生まれました。12歳で江戸の古河藩邸詰めとなって頭角を現しました。

幕府の老中を務め、雪の結晶の研究から「雪の殿様」としても知られる土井利位としつらの代に家老に昇進、利位を補佐して藩政に携わりました。

利位が大坂城代や京都所司代に就いた際には家老として同行。1837年に大坂で起きた「大塩平八郎の乱」では鎮圧を指揮しました。

一方で、数多くの蘭学者や地理学者ら知識人・文化人らと広く交流し、自身も蘭学者としての側面を持ちます。

1846年に古河に隠居した後も、当時の最新事情を反映した「新訳和蘭国全図」や意見書愚意摘要ぐいてきようを執筆するなど活動は衰えず、ペリー来航で徳川政権が揺れた時にはいち早く開国を主張しました。幕府の重臣、勝海舟や川路聖謨らも泉石の元を訪れ、時勢について意見を交わしたとされます。

渡辺崋山筆「鷹見泉石像」(レプリカ)

渡辺崋山筆「鷹見泉石像」(レプリカ)

渡辺崋山が描いた「鷹見泉石像」(東京国立博物館蔵)は泉石53歳時の肖像画で、国宝に指定されています。

渡辺徹さん構想、古河市内オールロケ

映画「SENSEKI」は、古河市出身で2022年に亡くなった俳優・渡辺徹さんが構想し、劇団の文学座と地元有志、芸能事務所のホリプロが全面協力して、同市内オールロケで撮影されました。

泉石が古河に隠居してから亡くなるまでの13年間を、「日常」と「食」に焦点を当てながらつづったヒューマンドラマです。

 

鷹見泉石(中央)や奉公人がカステラを焼くシーン=鷹見泉石記念館

鷹見泉石(中央)や奉公人がカステラを焼くシーン=鷹見泉石記念館

主演は、たかお鷹さん。渡辺さんの妻・榊原郁恵さん、息子の渡辺裕太さん、拓弥さんも出演しています。

映画「SENSEKI」のチラシ

映画「SENSEKI」のチラシ

上映は3月29日(日)まで。上映時間は、9時、11時15分、13時30分、15時45分、18時からの1日5回(20~22日と28、29日は5回目上映なし)。

料金は1200円。会場で購入できます。サンワ設計ネーブルパーク日帰り入浴施設の無料券と映画オリジナルクリアファイル(数量限定)がプレゼントされます。

映画「SENSEKI」特別上映会
会期:2026年3月19日(木)~29日(日)
会場:サンワ設計ネーブルパーク平成館(茨城県古河市駒羽根620)
料金:1200円※当日券のみ
問い合わせ:☎0280-91-2080
ホームページ:https://navelpark.com/senseki/

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